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Feature Design BRAVIA:X2500 Series

理想は、「OFF」のときも眺めていたくなるテレビ

写真-BRAVIA:X2500 Series
ソニーロゴタイプは電源を入れると浮き上がり、映像の再生が始まるとフェードアウトする演出も

新津:願いとしては、「使っていないときも、きれいだな」と思ってもらえるテレビをデザインしたい。たとえばソファ。「座りごこちがいい」だけじゃなく、「眺めるだけでも満足できる」というソファがある。それと同じですよ。視聴しているときは高画質な映像に集中でき、消しているときも眺めてうれしい。そう、私にとってのテレビは「家具」なんです。

X2500シリーズも、52v型ともなれば、この大きさはもう家具でしょう(笑)。モノが大きいだけに存在感があるし、かといって主張が強すぎるのも魅力的じゃないですよね。やはり、家具ともなれば、使われる環境に溶け込むことが大切。そのためのフローティングデザインとカラーバリエーションです。これだけ大きな家電製品でカラーバリエーションを用意したのは、このX2500シリーズが世界初なんじゃないでしょうか。

今回だけじゃなく、私は「喜びと調和」をデザインしたいと思っています。手に入れる瞬間に喜びがある。設置した瞬間にリビングと調和する。はじめてなのに、「もう3年前から使っているみたい」と言ってもらえればうれしい。使ううちに飽きてきちゃうんじゃなくて、住まいや暮らしの一部になっていく…結婚生活と同じようなものでしょうか(笑)。誤解があるかもしれないけれど、デザインされていないような自然体のデザイン。それが理想ですね。

写真-BRAVIA:X2500 Series

デザインの可能性にチャレンジし続けること

土屋:カラーバリエーションは好評ですね。実際に目にした方には、「絶対にシルバーだと思っていたが、ほかの色も意外によかった」とか、「この色はないと思ったのに、予想以上に魅力的」といったお言葉をいただいています。好みやインテリアと調和するのはもちろんですが、例えばパーティが好きな方ならパーティ色の赤を選ぶとか、その人のライフスタイルの象徴にもなるんじゃないかと思っています。

今、液晶テレビは画面の大型化が進んで、デザインできる要素がほとんどないくらいです。だからといって、デザインの可能性をあきらめるわけにはいきません。たとえば絵画の額縁は、サイズもデザインも何万種類とあります。もちろん、テレビで同じことができるわけではありませんが、「画を楽しむためのフレーム」にはそれだけの可能性があることを、忘れてはいけないと思うんです。

その可能性を開拓し続けることがソニーデザインの使命だと思いますし、X2500シリーズはひとつの回答になっていると思います。

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