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Feature Design Extension Line by VAIO
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リビング環境を語るための、デザイン言語がある

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隅井:全体の造形だけでなく、ディテールにも気を配っています。インテリアの中のエレメントとして、余計なものは可能な限り目に入れたくありません。そこで、メカ的な要素であるボタンやイルミネーションは、端面のモールに埋め込むように処理しました。冷却用の吸気穴がどこにあるか、お気づきですか?実はサイドの切れ込みの部分に隠してあるんです。前面のインターフェースも、ラウンド形状を活かした引き戸でカバーしています。私の意図をくみ、設計側もさまざまな提案をしてくれました。ディスクトレイのボタンの考え方、これも設計者が出してくれたアイデアのひとつですね。

質感としてイメージしたのは、焼き物の器です。サイバーショットやハンディカムをつないで載せる、そんな器台。実際に気に入った陶器を設計側に渡して、セラミックに近い色と風合いに仕上げてもらっています。シルバーやブラックも検討しましたが、やはり器台となれば白がいいですね。メカっぽさがありませんから。

組織を超えたモノの世界観をデザインする

福原 寛重氏

福原:「TP1」のデザイン言語は、デジタルチューナー「DT1」やWi-Fiオーディオ「WA1」にも展開されています。実は、これらは当初、VAIO共通のシステムアクセサリーとして個別に企画されていたものなんです。普通の開発プロセスなら、企画からデザイン、設計と作業が一方向で引き継がれていきますから、ともするとまったく違ったデザイン言語のプロダクトが乱立することになってしまいます。

私が担当するコミュニケーションデザインの使命は、そんな組織やプロジェクトの壁をなくすこと。今回のプロダクト群はどれもリビング、あるいはテレビサイドで使うものですから、デザイン言語も揃っていたほうが気持ちいいですよね。どうすれば、個別の企画を整理し、組織、人、プロダクトの世界観を統一できるか。そのために、2年も前から定例ミーティングを行うなど、意思とゴールイメージの共有を図ってきました。

こうして生まれたプロダクト群を見ると、よくここまでファンクショナルにまとまったな、と思います。ファンクショナルといっても、ソニーが追求してきた使いやすさ、という意味ではありせんよ。デザインがリビングに与える効果というか、雰囲気をより好ましいものにする力というか…。もともとプロダクトをきれいに見せることは、それだけで空間に対してファンクショナルな役割を果たすことだと思うんです。しかも今回は、システム全体が共通のデザイン言語を持つことで、その力に相乗効果が加わっています。これは、ぜひユーザーの方々に、ご自宅で実感していただきたいところですね。

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