
世界的に権威あるデザイン賞のひとつ、iF Product Design Award。2011年、ソニーは20のデザインにおいてiF Product Design Awardを受賞しました。さらに今回は、その中から4つのデザインが、最も優れたデザイン50件に対して与えられるGold Awards(金賞)に選出されました。ソニーとしても過去最多の4件受賞となったことに加え、BRAVIAは2年連続の金賞受賞となりました。
今回、Gold Awardsを受賞したデザイナーたちの声と、彼らのプロフィールをご紹介します。

- iF審査員のコメント
- 実に堅実なデザインのプロダクト。この種のテレビは、足の部分が見苦しく、しばしば邪魔なものとなっている。しかし、このプロダクトにおいて、矛盾のない納得できる解決方法が見出された。

- 久保田 裕己
- 入社当初、パーソナルビデオのデザインに携わり、ホームカテゴリーのデザインの担当を経て、現在はVAIOのデザインを担当。また、2004〜2007、デザインセンターUSへ赴任。BRAVIAで、二年連続国内外の主なデザイン賞において金賞を総なめする。
「グッドデザインに次いでの今回の受賞は、モノリシックデザインの目指したテレビと住空間との新しい関係、佇まいそのものをデザインするという新たな試みと、そのデザインの根底にあるソニーの本質的な物づくりの姿勢が高く評価された証だと思います。ありがとうございました。」

- iF審査員のコメント
- この非常にコンパクトなデジタルカメラからは、品質の高さがにじみ出ている。他社製品と比較してみても、目を引く新しい特徴とともに多くの革新的な要素が本体から見てとれる。例えば、グリッドをほどこしたグリップや、背面に付けられた親指用滑り止めゴムパッドなどである。

- 高木 紀明
- 入社以来、テレビ、WALKMAN、“Cyber-shot”、“Handycam”と、幅広いカテゴリーの製品を担当して来ている。過去には、KV-21SF1、MZ-E10、NW-MS70D、DSC-T3等を担当。高木もまた、国内外のデザイン賞の常連である。
「新しいカメラの原型を作る」というデザインテーマに挑戦したのがNEX-5でした。グッドデザイン金賞に続き、このような大変栄誉ある賞に選定いただき、非常に光栄です。」

- iF審査員のコメント
- プロ・アマ両方のニーズに申し分なく応えたカムコーダー。シームレスなデザインで、複雑な操作インターフェースをもつプロダクトであるにも関わらず、細部まで丁寧に作り込まれている。分かりやすくて非常に機能的なデザインと最高級の美しさ。まさにiF Gold Awardを獲得するための完璧な組み合わせである。

- 宮下 身
- 宮下もまた、これまで幅広いカテゴリーを担当。息の長いデザインを得意とする。過去には、BVW-200ビデオカメラ、HB-101 Hitbitコンピュータ、SL-F1、 Betamaxポータブルビデオテープレコーダー等の名機を担当。
「このような非常に高尚な賞の一端を担えて、とても光栄に思います。このプロダクトは、『ソニーらしい斬新なカメラを作ろう』という設計者の常日頃の思いと、たゆまぬ努力の積み重ねがあってこそ成り立った結晶だと思います。」
近年の代表作
- 2004 “Handycam” HDR-FX1
- ・iF Product Design Awards 金賞
- ・reddot Product Design Awards “ best of the best”
- 2005 “Cyber-shot” DSC-T7
- ・iF Product Design Awards 金賞

- iF審査員のコメント
- このデータプロジェクターは、空間に溶け込み、どのような環境にもマッチする。ハイエンドテクノロジーの見事な勝利である。ソニー特有のデザイン言語が強調されており、一目でソニーのプロダクトだとわかる。なめらかで接続端子のない背面は、ごちゃごちゃとした目障りな配線を不要にしている。あらゆる工業デザインは、このように控え目なデザインであるべきだ!

- 吉田 茂徳
- ホーム系商品やプロ用機器、FA(ファクトリーオートメーション)機器のデザインを経験し、現在はパーソナルオーディオのデザインを担当。
「“Blend In(調和)”というコンセプトのもと、環境・空間との調和、人の気持ちとの調和、性能との調和に注力してデザインをしました。今回の受賞はプロダクトのみならず、このデザインコンセプトが多くの人に共感され高く評価された結果だと思います。ありがとうございました。」
近年の代表作
- 2006 MRW-62E-S1
- 2008 FWD-S47H1
- 2011 BWM-E250

- 植田 有信
- ソニー・エリクソンでの携帯電話のデザインをはじめ、パーソナルオーディオや、ホームオーディオなどの幅広いカテゴリーの製品を担当。近年ではエネルギー関係のプロジェクトにも携わる。2010年からデザインセンターASIAへ赴任。
「新しい価値観を “Blend In” というコンセプトで表現し、そこに“ソニーらしさ”を少しでも多くの方に感じていただけることが我々の最大の喜びです。ありがとうございました。」