





odo
2004年、私は著名な建築家でありサステナブルデザインの大家であるWilliam McDonough氏のレクチャーに出席しました。このレクチャーに刺激され、私はこれまでの自分のデザイン・アプローチを見直すようになりました。ソニーのデザイナーである私にとって、このレクチャーは、環境に対する配慮と技術的知識を結合させ、将来のニーズに基づいて革新的なモデルやサービスを作成し提供するまたとないきっかけとなりました。
ソニーが「社会的責任」を果たすモデルを出す際は、トレンドに乗るのではなく実例を示してリードすることが重要です。環境に優しいモデルの試作プロジェクトは2007年に正式に開始されました。そのため私たちは2ヶ月かけてコンセプト、モデル、パッケージのモックアップを開発し、コンセプトを証明するためのプロトタイプを作成しました。
「odo」は従来型の電力を使わず、ユーザーがモデルの一部を手で回すなどの動作により生み出されるエネルギーに新しい価値を与え、子供たちが楽しく使えるモデルです。これは子供たちの想像力と好奇心によって生み出されたモデルで、新たな体験や社会意識、ならびに環境への配慮を学習できるよう設計されています(「odo」の詳細をご覧ください)。
次のステップとして、私達はそれ以外の電源について調査を行うと共に現在の工業デザインをさらに洗練し、引き続き手回し発電の実現の可能性を調査します。
嬉しいことに、「odo」は世界中で環境を意識している人々に注目されています。
