BDは、HD放送などのHDコンテンツの記録再生が可能な光ディスクシステムです。ソニーは、 2003年4月に同規格を採用した世界初のBDレコーダー「BDZ-S77」を商品化し、今後ますますHD化が進む高品位映像時代に不可欠な光ディスクシステムとして、その市場拡大が期待されています。
一方、BDレコーダーにはBD規格に基づくHDコンテンツなどの記録再生機能と共に、DVDソフトや録画済みの追記型/書き換え型DVDディスク、音楽 CDなどの再生機能も求められます。これに対応するため、「BDZ-S77」では、DVDとCDを再生する光学ヘッドと、BDを記録再生する光学ヘッドの 2つが搭載されています。
今回新たに開発した3波長光学ヘッドは、 BD、DVDおよびCDの3フォーマットを単一のヘッドで記録再生することを特長としており、新開発の一体型3波長レーザ、3波長対応対物レンズなどを採用することで単一化を実現しています。
一体型3波長レーザは、高出力青紫レーザダイオードの生産技術と、複数のレーザダイオード素子を高精度にならべて実装するハイブリッド実装技術を融合することにより1パッケージ化を実現、対物レンズには、非球面ガラスの採用や各波長にあわせた球面収差補正を行うホログラムレンズを採用することで、3つの波長に1つの光学系で対応することを可能にしています。