有機ELディスプレイは、有機材料に電流を流すことで材料自らが発光する自発光型ディスプレイで、バックライトが不要であることに加え、優れた色再現性や高コントラスト、動画に適した応答性、広視野角などの特長を有しています。
今回量産を開始する有機ELディスプレイは、テレビ番組やデジタルカメラで撮影された写真などの多彩な高画質コンテンツを、モバイル機器においてテレビ受像機並の高画質で楽しむために開発された3.8型パネルです。独自の"Super Top Emission(スーパー トップエミッション)"方式を採用することにより、高輝度とブラウン管を超える色再現性を薄さ2.14mmで実現しています。
モバイル機器においては、写真などの静止画再生はもとより、動画アプリケーションの利用が今後も一層拡大すると予測されます。ソニーでは、昨年、エスティ・エルシーディ株式会社内に、モバイル機器向け有機ELディスプレイの生産設備投資を行い量産に向けた準備を進めてまいりました。今回の"クリエ"での搭載をはじめとして、今後も積極的な技術開発やデバイス開発を進め、多様化するコンテンツを有機ELディスプレイを使って高画質で楽しむ環境を提供してまいります。