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2005年03月07日

ソニー・グループの新たな経営体制について

 ソニーは、エレクトロニクス、エンタテインメント、テクノロジーを核としたグローバル企業としてのベースをさらに発展させることを目的に、現経営執行陣がグループ経営を新たな段階に移行させることを提案し、本日開催の弊社臨時取締役会にて、以下に記載の新経営執行体制を決議いたしましたので、ご報告いたします。なお、同体制へは、本年6月22日開催予定の弊社定時株主総会における承認を経て、正式に移行する予定です。
(1) 代表執行役 会長 兼 グループCEOにはハワード・ストリンガー(現取締役 執行役 副会長 兼 COO(エンタテインメントビジネスグループ担当)、ソニー・アメリカ会長兼CEO)が就任いたします。ストリンガーは、ニューヨーク、東京の両オフィスを拠点としながら、ソニーのグループ経営全般をグローバルに統括いたします。またエンタテインメントビジネスグループの責任者ならびにソニー・コーポレーション・オブ・アメリカ会長兼CEOの職責も継続いたします。
(2) 代表執行役 社長 兼 エレクトロニクスCEOには中鉢良治(現執行役 副社長 兼COO(マイクロシステムズネットワークカンパニー、イーエムシーエス担当))が就任し、ソニー株式会社社長としての通常業務に加え、特にエレクトロニクス事業全般の総責任者として、同事業分野のさらなる強化に注力いたします。
(3) 代表執行役 副社長 兼 グループCFOには井原勝美(現執行役 副社長 兼 グループCSO&CFO)が就任し、財務関連分野を統括するとともに、ストリンガーならびに中鉢の活動を経営戦略・経営資源配分等の観点から補佐いたします。
 代表執行役 会長 兼 グループCEO出井伸之を中心とする現執行体制のもとでは、グループ内の経営資源の有効配分、グループ内における連携が促進されました。その結果、エンタテインメントビジネスの業績向上、モバイルビジネスの基盤確立、次世代半導体開発の進展、さらには金融事業の統合等の成果が生み出され、ソニーはエレクトロニクス、エンタテインメント、テクノロジーの各分野における戦略実施を通じて、グローバル企業としてさらなる発展を目指す体制が整いました。

 2005年は弊社にとって大きな転換点となりますが、この節目に当たり、この新経営体制が、オペレーションのさらなる効率化を推進し、全世界で積極的かつ戦略的に事業展開するための結束力を高めることを可能にすると考えております。
 また、新たな経営執行体制への移行に伴い、本日開催の指名委員会において本年6月22日開催予定の弊社定時株主総会に向けた社内取締役候補を以下の通り内定いたしましたので、併せてご報告いたします。

【社内取締役候補者氏名】
ハワード・ストリンガー
中鉢良治
井原勝美

 これに伴い、現在の社内取締役のうち、以下のメンバーは本年6月22日付けで退任の予定です。
【退任予定社内取締役】
出井伸之
安藤国威
真崎晃郎
久夛良木健
徳中暉久
ヨーラン・リンダール
大西昭敞

 尚、新体制への正式移行は6月22日となりますが、移行に向けての諸準備は今後速やかにスタートする予定です。

 現取締役 代表執行役 会長 兼 グループCEOの出井伸之ならびに現取締役 代表執行役 社長の安藤国威は6月22日以降、それぞれ弊社最高顧問ならびに顧問として、新経営陣を、グループ経営の観点から引き続き支援していく予定です。
【現代表執行役 会長 兼 グループCEO出井伸之コメント】
 本年6月以降、ソニー・グループの運営をストリンガーさん、中鉢さんを中心とする新しい経営チームにお願いすることとしました。この2人はソニーのすばらしい伝統を深く理解し、オープンなワークスタイルを通じて、ソニーの活力を高めるために全力を傾けてくれる人たちです。まずストリンガーさんですが、彼はソニー・グループ内外で幅広く尊敬を集め、エレクトロニクス、エンタテインメント両グループの垣根を取り払い、それらのリソースを状況の機微に応じて縦横に活用できるグローバル経営者です。ソニーの自由闊達なスピリットの良き理解者であることは申し上げるまでもありません。また中鉢さんは、テクノロジー全般について高い見識をもち、長年エレクトロニクスビジネスで着実な実行力を示してきてくれており、エンジニアから厚い信頼を寄せられています。この二人に井原さんを加えた3人の強いチームワークで、融合戦略路線の完成に向け、ソニーを大胆かつスピーディーに引っ張っていって欲しいと思います。私自身このソニーというグローバル企業をアナログからデジタルへの転換期、エレクトロニクスとエンタテインメントの文化の融合期、ブロードバンドの黎明期を含めて10年にわたり率いることができたことを大変誇りに思っています。次の体制に移行するこれからのソニーの活躍に、大いにご期待ください。


【現代表執行役 社長安藤国威コメント】
 2000年に社長就任以来5年の間に、グローバルなビジネス環境は激変しましたが、将来の成長に向けた布石は現執行体制のもとで打てたと考えています。ソニー・エリクソン(SEMC)設立によるモバイルビジネスの再活性化、生産・販売・物流体制の基盤整備等の施策が実現できました。そしてこうしたベースにたって、新しい経営チームにバトンを渡すにベストなタイミングが来た、との判断に出井さんともども至りました。後任社長となる中鉢さんは、テクノロジー、エレクトロニクスビジネス成功のカギを握るデバイス、そしてメーカーの原点であるモノ造りを深く理解している経営者であり、今後のソニーのエレクトロニクスビジネスをリードする人材として最適であると確信しています。この新しいチームのもと全社員が力をひとつにして、新しいソニーを導いていって欲しいと思います。

【ストリンガー新CEOコメント】
 中鉢さん、井原さんをはじめとする有能なグローバル経営チームとともにソニーをリードしていけることを、大変うれしく思っています。ソニーの歴史は他に類例のない大胆さ、イノベーション、リーダーシップの歴史です。今後、われわれは力を合わせ、ソニーのエンジニアリングとテクノロジーという2つの柱をコンテンツ開発の分野における圧倒的な力とうまく合体させ、コンシューマーの皆さんに最高のエレクトロニクス機器とエンタテインメントをお届けしてきたいと思っています。出井さんならびにソニー取締役各位のサポート、またすぐれた才能を持つ多くの幹部社員のみなさんには深く感謝いたします。これまでソニーの米国オペレーションを通して、カンパニーの連携により経営効率の大幅な向上が達成可能であることを証明しながら、同時に高い経営品質ならびに極めて高い利益をともに実現してきました。ソニーでは全世界的に同様の変化を達成する意欲が極めて高いと信じておりますので、われわれマネジメントとしては、是非これを実現させていく所存です。


【中鉢新社長コメント】
 ソニーが大きな転換点にさしかかっているこの時期に大役を担うこととなり、責任の大きさを痛感しております。ストリンガーさん、井原さんとともにしっかりと経営チームを組みながら、最重要課題であるエレクトロニクス事業の強化に注力してまいる所存です。ソニーの伝統的な強みであるスピード感あふれる行動力、自由闊達な企業風土のうえに、より広く深いコミュニケーション作りに努めることにより、全社一丸となって業績向上に邁進してゆきたいと考えております。ソニーのトランスフォーメーションという究極の目的に向け、ストリンガーさんをしっかり支えてまいります。

【井原新代表執行役コメント】
 ソニーでは既にカンパニー間の連携の促進、ビジネス効率の向上の両面で大きな進捗がみられますが、米国でのソニー・ビジネスの大きな成長と、それに伴うブランド力の向上は、ソニーの今後のさらなる成長に向け、大きな励みとなります。ソニー入社以来、コンシューマーエレクトロニクスのほとんどすべての領域でビジネスの運営に携わってきました経験と、海外の関係会社においてトップマネジメントを勤めた実績をもとに、ハワード、中鉢さんを補佐していきたいと思います。この3人で力をあわせ、多くのことに取り組んでまいります。
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