BDソフトでは映像信号を8ビットで記録しているため、10ビットで制作されたオリジナルコンテンツはBDソフト用にエンコードする時に8ビットに変換する処理が行われます。そのため、映像に広いグラデーション領域がある場面などでは、エンコード処理後の映像に階調の変化点が等高線のようになって見えるカラーバンディングが発生することがあり(上図「従来方式によるエンコード映像」参照)、カラーバンディングの軽減はより高品位なソフト制作を行う上での重要な要素のひとつとなっています。
今回ソニーPCLは、“Super Bit Mapping for Video”を採用したBDエンコード環境を構築し、より高品位なBD制作に向けたサービスを開始しました。これにより、エンコード処理の前に “SBMV”処理を行うことで、オリジナルコンテンツのグラデーション感を保ちながらカラーバンディングを軽減することが可能となり、より多くの機器で高品位な映像再生を楽しむことができるようになります。
なおBDソフトでは、5月27日発売予定の「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 EVANGELION:1.11」(発売元:キングレコード株式会社)が、同技術を採用した初の作品※となります。