「DVB-T2」*2は、欧州をはじめ世界各国で採用されている地上デジタル放送規格である「DVB-T」*3を改良した新規格で、「DVB-T」と比較して大幅に伝送容量を増加させ、帯域を有効利用することで、より高品位なHD放送を実現しています。なお、「DVB-T2」対応の地上デジタル放送は、2009年12月に英国で最初に開始されました。
今回開発した「DVB-T2」用復調LSIは、ソニー独自の受信アルゴリズムと誤り訂正回路の搭載により、弱電界環境下での高感度受信及び、マルチパス環境下での安定受信を実現するとともに、低消費電力化を図りました。さらに、従来の「DVB-T」 及び、ケーブル放送規格である「DVB-C」*4の復調機能も搭載することで、「DVB-T2」規格対応のセット設計が容易となり、同時に小型化や部品点数削減に貢献します。
ソニーは、今後欧州を皮切りに世界各国でサービスエリアの拡大が期待される「DVB-T2」に対応した本LSIを、薄型大画面テレビやセット・トップ・ボックスメーカー等に向けて積極的に販売していきます。
なお、本LSIは、ソニーの液晶テレビ<ブラビア>の英国向けモデル(2010年発売予定)に搭載されます。