

| 1. | 機器内伝送に特化した回路をCMOS-LSI上に実現 |
| ソニーが長年培ってきた高周波技術を用いて、CMOS-LSI上に、機器内伝送に最適化した、小型、低消費電力のミリ波伝送回路を実現しました。CMOS-LSI上に0.13mm2の小面積で搭載できるので、本ミリ波伝送回路を大規模なシステムLSIに、低コストで組み込み、1チップ化することが可能です。 | |
| 2. | 注入同期方式*2の採用により小型・低消費電力と機器内伝送に必要十分な伝送距離を両立 |
| 低消費電力で十分な距離の伝送を行うためには、受信器を送信周波数に同期させる同期検波が有効ですが、同期検波に広く用いられているPLL(Phase Locked Loop)をミリ波に適用すると、回路規模が大きくなるという問題があります。本技術では、受信回路に注入同期方式*2を採用することにより、小規模な回路で同期検波を実現し、小型・低消費電力と機器内伝送に必要十分な伝送距離を両立させました。 この技術により、約1mmの超小型アンテナを用い、70mWの消費電力で、伝送速度11Gbps、距離14mmの伝送に成功しました。なお、伝送距離は、指向性の高いアンテナを用いることにより、50mm程度に伸ばすことが可能です。 |
*1 2010年2月時点(ソニー調べ)
*2 受信した信号を発振器に入力することによって、発振器を入力信号に同期させる方式
