ソニー株式会社(以下、ソニー)は、液晶テレビ事業の収益力強化のためのさまざまな施策を実施しておりますが、今回その一環として、台湾の鴻海精密工業(Hon Hai Precision Industry)と、欧州向け液晶テレビの生産について戦略的な提携関係を構築することに本日、合意しました。ソニーグループが所有する、欧州向けの液晶テレビを生産するニトラ工場 (正式名「Sony Slovakia, spol. s r.o.」。スロバキア共和国ニトラ州)の持分の一部を鴻海グループへ譲渡し、同工場は今後、鴻海グループ約90%、ソニーグループ約10%の出資比率で運営され、ニトラ工場の現在の従業員の雇用は、そのまま鴻海グループに引き継がれます。当該持分の譲渡完了後も、ソニーの欧州向け液晶テレビ生産の重要拠点というニトラ工場の位置づけは変わりません。なお、ニトラ工場の施設の一部について、ソニーの完全子会社であるソニーサプライチェーンソリューション・ヨーロッパ社が借り受け、引き続きソニー製品の物流拠点とします。
持分の譲渡は、各国において必要とされる政府当局または監督官庁の承認を得ることを条件に2010年9月末までに実行する予定です。
なお、本件によるソニーの2009年度および2010年度連結業績に対する重要な影響はないものと見込んでいます。