ソニー株式会社(以下「ソニー」)は、液晶テレビ事業の収益力強化を図るための継続的な生産体制の効率化に向けた取り組みを行っています。
この一環として、このたび当社の欧州子会社が、欧州向けの液晶テレビを生産するバルセロナ工場(正式名:「Sony Espana S.A., Barcelona Technology Center」/スペイン・バルセロナ)を、いずれもスペインに本社を置くFicosa International, S.A.(フィコサ・インターナショナル、以下「Ficosa」)及びCOMSA EMTE SL(コムサ・エムテ、以下「COMSA EMTE」)の2社へ譲渡することにつき合意しましたので、お知らせします。
バルセロナ工場は、製造系の分野を担う新会社と設計・開発系の分野を担う新会社の2社に分割して譲渡されます。製造系の新会社はFicosaが100%所有・運営し、設計・開発系の新会社はFicosaとCOMSA EMTEがそれぞれ50%所有し、運営します。また、バルセロナ工場の大半の従業員が、両新会社に引き継がれる予定です。
ソニーは、製造系の新会社に対し譲渡後2年間、液晶テレビの生産を委託します。同時に、製造系、設計・開発系の両新会社は、新規事業の開拓にも取り組んでいきます。
今回の譲渡は、必要とされる当局その他の承認を得ることを条件に2010年12月末までに実行します。
なお、本件に関連して当年度に発生することが見込まれている損失は、第1四半期業績発表時点での2010年度構造改革費用見通し750億円に織り込み済みであり、当社の2010年度連結業績見通しに与える影響は軽微です。