
(1) マーカーレス方式を可能にする物体認識
ARのための専用マーカーの無い画像でも、撮影した画像にAR情報を表示することが可能で、従来のマーカーを用いた画像認識技術(“CyberCode※2”)にも対応しています。日常に存在するポスターやメニューといった物に対しても対応できるため、多様なアプリケーションに展開が可能となります。
“SmartAR”の物体認識技術は、画像の一部分から得られる特徴(以下、「局所特徴」)とその位置関係を用いて物体を認識します。計算量の少ない独自の局所特徴の計算アルゴリズムと確率を用いたマッチング技術によって、照明変化や対象物の姿勢変化に強い、高速な認識が可能です。また、対象となる物体が画像中に比較的小さく写っていても、認識することができます。
(2) 高速追従性(“高速・ピッタリ”)
AR情報を画面上に素早く表示し、カメラの動きに高速追従することで、“高速・ピッタリ”と感じられる快適で自然なARを実現します。これは、物体認識技術に加え、画像の一部分から得られる特徴(局所特徴)を使った独自のマッチング技術と物体の形状変化にも対応した画像トラッキング技術を組み合わせる事で実現しています。
(3) 3D空間認識
現実空間の3D構造を認識し、それを仮想空間の物体と融合させることで、ダイナミックで大規模なARを実現します。例えば、ARのきっかけとなる対象画像を大きくはみ出すほどの巨大な仮想キャラクターなどの場合でも、カメラを動かすことで全体を把握することができます。また、仮想物体が現実の3Dの空間に、まさに存在するような動きを演出することもできます。
3D空間認識技術は、カメラが移動することによって観察される視差を利用して空間の形状とカメラの位置・姿勢を推定する技術がベースとなります。これを物体認識技術と組み合わせる事で、3次元の空間構造を認識し、記憶することが可能となります。
(4) ARインタラクション
スマートフォン等の画面上に表現されたAR情報に直接タッチすることで、直感的に情報を取得・操作できます。このARインタラクション技術を搭載して、付加情報や仮想物体を人が自然なかたちで使うことが可能な“SmartAR”ならではのシームレスなユーザーインターフェースを実現しました。
|
<イベント情報> 5月20日(金)〜22日(日)まで、東京・銀座 ソニービル8階 コミュニケーションゾーンOPUS(オーパス)にて“SmartAR”技術を体験して頂けるイベントを開催します。 開催概要
開催期間 : 2011年5月20日(金)〜5月22日(日) |