DVB-C2は、伝送容量を大幅に増加させ、伝送路を有効利用することで、高品位なHD放送および多チャンネル化を実現する次世代規格です。従来のDVB-Cに比べ16倍の多値変調方式が採用されており、ケーブルネットワーク内部の様々な反射波や妨害波に対するより強い耐性が要求されますが、今回開発した復調LSI は、ソニー独自の「伝送路推定アルゴリズム」と「誤り訂正回路」の搭載により、安定かつ高感度な受信を実現しました。また、低消費電力化を図るとともに、端子数を削減してパッケージの小型化も実現しました。
『CXD2835ER』は、従来のDVB-Cの復調機能、『CXD2836ER』は、従来のDVB-C 及び DVB-T*4、DVB-T2*5の復調機能も搭載しています。これにより DVB-C2 規格の普及に合わせ、柔軟なセット設計への対応が可能となり、あわせて小型化や部品点数削減にも貢献できます。
今後ソニーは、欧州をはじめサービスの拡大が期待される地域向けのテレビやセット・トップ・ボックス等のメーカーに対し、積極的に販売していきます。