電力線に認証データを載せて、電気機器と電源供給側との相互認証を可能とする技術です。
非接触ICカード技術ではICチップとリーダー/ライター間の通信をアンテナを介して無線で行いますが、本技術では、それを物理的な
電力線を経由して行います。
具体的には、コンセントなどの電源供給側に内蔵されたリーダー/ライターの入出力端子が電力線に接続され、読み取り信号が電力線に重畳されます。
従来の非接触ICカード技術と同様に、カード側に相当する機器側は電源不要でパッシブな通信を行います。従って、従来の電力線通信:PLC(Power Line Communication)とは異なり、機器側への通電の有無に関わらず、電源プラグをコンセントに挿すだけで、つながれた機器の認証を行います。
主な特長:
・ICチップを内蔵した機器側への電力供給が行われていない状態で認証を行う事が可能
電力供給を行って良いかどうかを事前に確認するための手段として用いる事が出来ます。
・アンテナを使用しない認証データ通信
従来の非接触ICカードリーダー/ライターと比較して外部への漏えい電波が弱いので、無線システムが使用できない環境でも認証を行えます。
・リーダー/ライターとICチップの間の電力線の長さは数m〜数十mまで読み取りが可能
電気機器とコンセントの間に延長コードが挟まれても通信が可能です。