プレスリリース

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2001年 12月20日



ソニー、日本テレコム、次世代無線インターネットアクセスの共同実験を開始

ソニー株式会社
日本テレコム株式会社


 ソニー株式会社(以下、ソニー)と日本テレコム株式会社(以下、日本テレコム)は、本格的なブロードバンド時代に 対応した次世代無線インターネットアクセス技術の確立に向けて、共同でホットスポットサービスをベースとした実証実験を、ゲートシティ大崎にて2002年2月より約1年間実施します。

 現在、2.4GHz帯の周波数は、無線LANを初め様々な用途に使用されていますが、昨今無線インターネットアクセスでの 利用が増えており、機能の拡張が求められています。そこで、2.4GHz帯を使用する次世代無線LANシステムの大容量データ伝送技術の開発・検討や、総務省では2.4GHz帯の高度化について情報通信審議会(諮問2001号)での答申がなされ、 今後に大きな期待が寄せられています。

 ソニーでは、ブロードバンド・ネットワーク時代における「ユビキタス・バリュー・ネットワーク」の実現を目指し、ハードウエアのみならずコンテンツ、アプリケーション開発、通信技術などのさまざまな開発を進めています。
 日本テレコムでは、ブロードバンドインターネットサービスを使った高速広帯域なコンテンツデリバリープラットホームの構築を進めています。 駅、空港、ホテルなどの人が多数行き交うホットスポットエリアでライブ映像サービスなどエキサイティングなリッチコンテンツ配信の実現を目指して開発を進めています。

 両社でおこなう今回の実証実験では、次世代無線インターネット技術として、2.4GHz帯では初のOFDM方式(Orthogonal Frequency Division Multiplex:直交周波数分割多重方式)を採用します。 これにより、屋内はもとより、屋外においてもより広範囲でのホットスポットサービスを可能にするなど通信環境の安定性向上が期待されます。  また、使用するチャンネルの周波数帯域幅を切替える事により、1チャンネル当たり最大18Mbpsで7チャンネルを、1チャンネル当たり最大36Mbpsでは3チャンネルを配置するなど、異なる帯域幅での通信実験も行う予定です。  なお、バックボーン回線には、日本テレコムが所有する光ファイバー網による大容量高速回線を利用します。

 ホットスポットサービスは、駅、ショッピングモール、オフィスビルなどのオープンスペース、コーヒーショップなどにおいて、無線アクセスを利用したシームレスなインターネット接続環境を提供するサービスで、現在さまざまな場所で実証実験がおこなわれております。
 実験スポットエリアとして選定された「ゲートシティ大崎」はJR大崎駅に隣接し、オフィスと商業施設の複合施設として毎日約3万人の人が行き交うインテリジェントビルで1999年に誕生、次世代無線ネットワーク技術の実験スポットに適した環境を有しており、今回の検証実験は同ビルの協力により実現しています。