< 報道資料 >

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2002年9月5日





<ご参考
>
フィリップスとソニーが近距離無線通信の規格化で戦略的提携
民生用機器間でのデータやサービスへのアクセスを飛躍的に向上させる無線通信技術「NFC」を共同で推進


<概 訳>
 ロイヤルフィリップスエレクトロニクスとソニー株式会社は近距離無線通信技術「Near Field Communication (NFC)」を共同で開発することに合意しました。この技術により、NFC対応機器間の近距離の範囲でのネットワーク化を実現し、ユーザーのデータやサービスへの無線接続を飛躍的に向上させます。

 NFCは13.56MHzの電波を用い、携帯電話やデジタルカメラ、PDA、パソコン、ゲーム機、コンピュータ周辺機器などのNFC対応機器同士が、20センチ以内の範囲内であれば、高画質画像を伝送するのも可能な速度であらゆる種類のデータのやりとりができるようになります。212kbit/秒までの通信速度のNFC技術では、フィリップスのMifareTMとソニーのFeliCaTMという異なる方式の非接触ICカードの両方に対応します。
 NFCによって、電子鍵やICカード読み取り機能と親和性のあるユビキタス時代の開かれた基盤を築き、機器を通じたクレジットカードなどの決済、チケット、ゲームなどのネットコンテンツへのアクセスが、機器やカードなどを近づけるだけの簡単な動作で行える便利な通信手段を提供しようというものです。
 NFCを搭載した携帯電話やPDAなどがいつでもどこでもサービスにアクセスできる電子鍵として機能するようになると、コンテンツやサービスの提供者にとっては、ユーザーに様々なサービスへの新しいアクセス手段を提供する有効な手段になります。

 非接触ICカードの分野ではフィリップスのMifareTM方式が世界各地の交通機関やVISAカードなどの金融分野で利用されています。ソニーのFeliCaTM方式は中国の香港やシンセン、シンガポールの交通機関などをはじめ、日本でもJR東日本などの交通機関や電子マネー「Edy」、企業の入退室管理などに幅広く利用されています。NFCはこれら両方の通信方式にも対応しており、今後NFC対応機器はこれら両方とも互換性を持つことになります。
 フィリップスとソニーは、NFC技術を民生用機器やパソコン、自動車その他の産業の様々な機器に搭載していただくべく、開かれた標準規格として提案し推進するとともに、コンテンツやネットワーク事業者に対しても新しい用途を提案してまいります。


<ご参考>
 近距離無線通信技術としては、現在おもにフィリップスによるMifareTM方式、ソニーのFeliCaTM方式など、非接触ICカードとリーダ/ライタの間の通信手段として、世界中の交通機関やクレジットカード、電子マネーなどに広く利用されています。日本ではFeliCaTM方式を採用したJR東日本の「Suica」やビットワレットの電子マネー「Edy」がよく知られています。
 MifareTM方式とFeliCaTM自体は相互に互換性がないものの、今回共同開発するNFC技術を搭載した機器は、既存の2方式のカードともそれぞれ通信することが可能になるため、すでに広く流通しているプラットフォームの利便性を高めるとともに、既存の プラットフォームをフルに活用した新たな諸サービスを構築できることになり、ユビキタス・バリュー・ネットワーク時代にふさわしい幅広いビジネス機会を創造する可能性を提供します。