ソニーは地域社会とのより豊かな関係作りを目指し、次世代のために世界各地で継続的な活動を行っています。
ノーベル化学賞受賞者の白川英樹氏を塾長として、子どもたちが先生や他の地域からの同学年・異学年の友達との約1週間の合宿を通じて、自然の中で科学を学ぶ小・中学生向けのプログラム。「自然に学ぶ」をテーマに、チームで設定した課題に取り組んだり、また、電気を通すプラスチックの話を聞いた後、実験も行います。夜の昆虫採集や星空観察などを行い、チームワークの大切さや、学ぶことのすばらしさを感じる体験を提供しています。
(財)ソニー教育財団
オリジナルの手作りCDプレーヤーキットやFMラジオキットを使用し、地域の小学校を中心におもしろ科学実験室を開催しています。子どもの理科離れが進んでいる中で、実際に子どもたちが自分の手で1つのモノを作り上げることにより、科学の面白さやものづくりへの興味関心を高めるきっかけづくりを目的として、2000年から継続して行っています。2007年度には地元の小学生64名が参加しました。
「体験」と「発見」をキーワードにソニーがプロデュースする「サイエンス・ミュージアム」。最新のデジタル技術と科学の原理・原則を学びながら、未知の不思議な世界に出会える新しい空間。感じた何かをヒントに広がるイマジネーションがかけがえのない宝物。こどもも大人も、はじめての体験ができる、ふしぎで楽しいサイエンス・ミュージアムです。
ソニー・エクスプローラサイエンス(東京)
科学知識向上への貢献を目的として、ソニーインドでは、2007年11月19日〜21日に、デリーにおいて、サイエンスショーを開催しました。4年生(約9歳)を対象とし、約7千名の生徒が28校より参加しました。生徒たちは風船、紙、ひも、段ボール箱など、身近なものを使って繰り広げられる実験に夢中になり、科学の楽しさを体感しました。
シンガポールのソニーグループ各社とシンガポール科学センター共同で開催しているソニー・クリエイティブサイエンスアウォード(Sony Creative Science Award)は2009年に12回目を迎えます。7歳から12歳の子どもたちが、科学的な要素をもつおもちゃをつくるコンテストです。イベント当日はワークショップや科学ショーなどもあり、おもちゃづくりに加えて子どもたちの科学への関心やクリエイティビティを高める機会となっています。2008年は108の小学校から3,000を越える募集があり、過去11年では約3万3千人の子どもたちが参加しました。
ソニー・クリエイティブサイエンスアウォード(英語)
ニューヨークにあるソニー・ワンダーテクノロジーラボ(SWTL)は、ソニーのエレクトロニクスやエンタテインメント事業を活かした入場無料のインタラクティブなミュージアムで、高度な創造性を育める一方、ご家族連れも楽しめる施設です。2008年秋には、主に信号処理や送信技術、ナノテクノロジー、ロボット技術、仮想手術、デバイスの進化、アニメーションやハイビジョン制作等の14の新しい展示物を導入し、リニューアルオープンしました。1994年にオープンして以来、280万人以上のお客様をお迎えし、今では年間20万人以上の方が、最新技術を楽しみながら体験しています。
ソニー・ワンダーテクノロジーラボ(英語)
マレーシアの自然環境への関心を高める事を目的に、「Living with Nature(自然との共生)」というテーマのもと、中高生を対象にしたフォトコンテストを開催しました。
また、ランカウイ島にて3泊4日のキャンプも開催し、全国から学生および先生、マレーシア自然協会スタッフなど総勢100人以上が参加し、自然観察や写真撮影を体験しました。
子どもたちの科学技術に対する好奇心や創造性を伸ばすことを目的に、番組制作の現場を疑似体験する「ヤング・クリエイティブ」を開催しました。12歳から16歳の参加者80名がソニーのハンディカムなどを使って、アナウンサー、プロデューサー、演出、編集、カメラマンなどを体験。製造事業所の見学も含め、技術が可能にする情報発信の方法を学びました。
ソニー・台湾では遠隔地の小学校を対象として「デジタルフィルムプログラム」を開催しています。このプログラムは、子どもたちの可能性を引き出すとともに、自分たちの住む地域について新たな発見をする機会を提供することにより、地域へ貢献することを目的としています。2006年に開始して以来、これまでに70校の小学校で実施され、ソニー台湾は製品提供、協賛、ボランティアなどを行いました。
デジタルフィルムプログラム(英語)
貧困や感染症などの社会課題に直面するアフリカの2つの国リベリアとルワンダの子どもたちが、初めて手にするデジタルカメラで写真を撮影し、自分たちの社会の課題を理解し、仲間をはじめ多くの人たちと考えを共有することで、子どもたちの社会参加を促すことを目指しています。ソニー(株)は、このプロジェクトで使用するデジタルカメラや周辺機器のほか、プロジェクト運営費用を提供しています。また、東京をはじめ各地にて、写真展を開催しました。
ユニセフ EYE SEE III
ソニースペインはレイナ・ソフィア・クラシック音楽学校の創設メンバーであり、室内管弦楽団の後援をしています。創設後も、スペイン各地でのコンサートの機会の提供など、将来マスターになる可能性のある若手音楽家の支援を行っています。昨年は、ヨーロッパ、アジア、南米などから選抜された15歳から20歳前半の若手音楽学生に、演奏する機会を提供しました。長期的視点にたち、このような活動を通じて、世界の文化レベルの向上に寄与したいと考えています。
ソニー音楽芸術振興会では、未就学のお子さまと一緒に楽しめるクラシック・コンサートをはじめ、音楽を通じて豊かな心を育むための演奏会を多数企画しています。
「Concert for KIDS」シリーズは、0才からのクラシック、3才からのクラシックを全国各地で開催、楽しい話やリズミカルな曲を交えながら大人にも聴き応えのある音楽をお届けしています。また安心して来場いただけるよう、0才からのクラシックでは、おむつ交換室や授乳室を完備しています。
南アフリカにおける初等教育支援のためソニーグループは2008年より現地NGO法人SAPESIが南ア教育省と実施している「南ア移動図書館車プロジェクト」を支援しています。同プロジェクトは日本から輸送された中古移動図書館車が南ア各地の遠隔地の小学校を回り、教科書や参考書を貸し出すというもので、ソニー(株)の寄付金は現地語の図書購入にあてられた他、ソニー南アフリカ、ソニー・オーストラリア、ソニー・シンガポール、ソニー・香港、ソニーUK、ソニー・ニュージーランドの6社では社員が合わせて約5,700冊の英語の児童図書を寄贈しました。
ソニー・チャイナでは、中国農村部の貧困地区の小学生を援助するため、5年連続で愛心勉学プロジェクトを実施し、小学校に机、椅子、黒板を寄付しています。
2007年のキーワードは「留守児童へケアを」とし、農村や遠隔地で両親が都市に出稼ぎにいっている児童の多い小学校を対象とし、全国の8省32校で実施しました。また、子ども達に科学の楽しみを感じてもらうことを願って、ソニー・エクスプローラサイエンス(北京)で行われている実験教室も特別に開催しました。その他にも、各地の学校へソニーのボランティアが訪問し、書籍、文房具、スポーツ用品などを送ったほか、子どもたちとの交流を図りました。
平成9年度より毎年、「視覚障がい者の社会参加の支援」を目的に、「アイメイト募金」を実施しています。 この募金活動は、1年間に社員から寄せられた募金額に会社が同額の支援を行うマッチングギフト制度をとっており、平成19年度は、会社の寄付金と合わせて総額で1,094万円を(財)アイメイト協会に贈呈することができました。これまでの寄付金の累計は1億2,137万円となり、この金額は企業などの団体からの寄付としては最大級となります。
今後とも(財)アイメイト協会への募金贈呈を通じて、ひとりでも多くの視覚障がい者の社会参加をサポートしていきます。
ソニーカナダは、生命に関わる病気を持つ子ども達の夢をかなえるMake-A-Wish Canadaという団体と協力し、ソニーのデジタルカメラやテレビなどの電気製品に関連する夢をかなえるために、ボランティアが子ども達の自宅を訪問するなど、50人の夢を叶えるお手伝いをしました。
ソニー・オーストリアは、"Sony & Kids for beautiful planet 2008"(美しい地球のために)と題した環境ものづくりコンテストを開催し、75人の子どもたちが参加しました。コンテストの課題では、リサイクル素材のみを使って、ソニーのカメラを作ることにチャレンジしてもらい、参加した子どもたちに環境配慮型製品について考える機会を提供しました。また、優勝したクラスの46人を、ブルゲンランド(オーストリア)でのWWF(環境NGO)のワークショップに招待し、専門指導員のもと、先生やソニーのボランティアとともに、「生物多様性」に関する野外での体験学習を楽しみました。
ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント(SPE)はボランティアデーに、地域のFriends of the Ballona Wetlandsという環境保全団体とともに、バローナ湿地帯保全プロジェクトに取り組みました。バローナ湿地帯はロサンゼルス近郊の希少な自然が残された地域で、保全活動により生物多様性の向上が観測されています。当日はSPEの従業員約150名が参加し、雑草、外来植物などを除去し、トレイルや教育センターのベンチを補修するなどの活動を行いました。
中国四川省大地震後の中長期的支援の第一歩として、中国児童少年基金会(全国婦女連合会の下位組織)に対するソニーチャイナからの約80万元の寄付により、四川省江油市に耐震学校である八一春蕾抗震学校が建設されました。学校で使用される黒板や机などの備品についてもこの寄付で賄われました。また、2008年9月に執り行われた入学式当日には、日本のソニー社員の子どもたちから八一春蕾抗震学校の小学生への励ましのメッセージが届けられました。
100万人以上の被災者をだした2007年10月のタバスコ州の大洪水被害に対し、ソニーメキシコでは、社員から食料,飲み物、生活必需品などを募集し、提供しました。約190名のボランティアがこの活動に参加しました。
For The Next Generation