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ミャンマー復興支援プロジェクト〜早期回復のための農業支援〜

雨期稲作に向けて

2009年4月〜6月

本格的な雨季稲作の時期到来に先立ち、2009年4月から5月の2ヶ月間に渡り、サイクロンの被災地の中でも特に被害の大きかったヤンゴン、イラワジ管区において、作付面積が5エーカー以下の小規模農家(約1万世帯)を中心に、種籾、肥料、ハンドトラクター、燃料、脱穀機、農具などの配布を行いました。また、Twantyタウンシップの14村における600世帯を対象に、種子キット(クレソン、かぼちゃ、パパイヤ、スイートコーン、苦瓜、インゲンなどを含む)、計600セットを配布するなど、家庭菜園に関する支援も行いました。

加えて、ミャンマーの農業支援組織(Myanmar Agricultural Service)の協力を得て、収穫後の維持管理、害虫及び疫病管理、種子増殖技術、肥料管理及び肥料作成などのトレーニング等を実施した結果、6月から7月にかけての雨季稲作の開始にあたり、ほぼ遅延なく田植えを順調に進めることが可能となりました。多くの農民たちが、サイクロンにより家財など多くを失っており、今なお現金をほとんど持たない深刻な経済状況にある中、CAREの内部調査によると、家畜や種籾、トラクターなどの購入費用、 そして労働コストなど、田植えに要する1世帯あたりの小規模農家の負担が、CAREの支援により、従来の約1/5にまで軽減されました。

一方で、塩害の長期化や害虫の蔓延、多雨による被害、高温、そして農民の経済状況などの要因から、ミャンマー全体の農業回復がまだまだ遅れをとっていることは否めません。CAREでは、今後も継続した支援活動とフォローアップを行い、ミャンマーの復興を支援していきます。

配布前の発芽テストの様子(右写真) 配布前の発芽テストの様子(右写真)。
種籾の中でも、特に土壌塩分に強い品種など、地域ごとの特性に応じ、最適な品種が配布されました。
雨季稲作(田植え)を行う小規模農家の人々 雨季稲作(田植え)を行う小規模農家の人々。
2008年に配布したハンドトラクターや農具を使用しての耕起風景 2008年に配布したハンドトラクターや農具を使用しての耕起風景。
右写真手前は、農作業を手伝う現地 CAREスタッフ。

※すべてSony α350 (DT 18-70mm F3.5-5.6)にて撮影

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