ページの先頭ヘッダーをスキップし、本文へ

make.believe Special site

Japan

本文の開始

Program No.016

電気って自分で作れるの? つくって、わかる。発電・蓄電ワークショップ

自らの手で発電と蓄電を体験できる「振動型発電機」を組み立てながら、電気エネルギーの原理について学びます。また、ソニーの製品やこれまでの研究成果などを通じて、未来につながる、環境に優しい発電・蓄電について考えます。

ものづくりを楽しみながら、身の回りにあるエネルギーを感じてみませんか?
ナビゲーター:コアデバイス開発本部 エンジニア 矢島 正一、フォトニックデバイス&モジュール事業本部 エンジニア 新倉 英生&クリエイティブセンター デザイナー 福馬 洋平

Stick Generator(スティック ジェネレーター)

電気エネルギーの仕組みを知り、発電機を作ろう 授業レポート

  • 開催日:2011/8/20
  • 会場:ソニー・エクスプローラサイエンス

東日本大震災以降の電力不足で、例年以上に注目を集める電気エネルギー。「つくって、わかる。発電・蓄電ワークショップ」は、節電傾向が高まる夏に、あらためて電気について考えてほしいと企画された体験プログラムです。子どもたちが自らの手で発電と蓄電を体験できる「振動型発電機」を組み立てながら、電気エネルギーの原理、未来につながる供給方法などについて学びます。抽選で選ばれた小学4〜6年生の子どもたちと保護者の方々に参加していただきました。

01. 電気エネルギーって何だろう?

電気エネルギーって何だろう?

初めにナビゲーターの矢島さんから、電気エネルギーについてのお話がありました。発電、蓄電、送電といったエネルギー供給の仕組み、また電気と自然界のつながりについて学びます。エネルギーの一つのかたちが電気です。『電気はどうやって供給されているのか。どのように自分のところにやってくるのか。元を辿るとどこに行き着くのだろう?』 火力、水力、風力、さらに波力や太陽光発電の仕組みの話に、子どもたちは真剣に聞き入ります。『発電する為の燃料はどこからくるのか考えてみよう。風はどこから?波はどこから?』 さらに元を辿って行きます。『太陽は水を蒸発させ、雲を作り、雲ができる上空では風が起こります。ということはすべての元は太陽?私はそう考えます』と言う矢島さん。間違いをおそれずに自由に考えてみようと子どもたちに投げかけました。

02. “発電と蓄電の原理”を体験しよう!

“「振動型発電機」工作キット、Stick Generator(スティック ジェネレーター)の組み立て

いよいよ「振動型発電機」工作キット、Stick Generator(スティック ジェネレーター)を組み立てます。一工程ずつ丁寧に説明を受けながら、子どもたちは保護者の方と協力して慎重に作業を進めていきます。コイルの巻き方ひとつで電気が流れなくなるので、みな真剣です。

完成したスティックジェネレーターを振ると、電気が作られLEDが光る

コイルを巻いた透明な筒に強力な磁石を入れて、飛び出さないようにセロテープで留めます。さらに、コイルの線を小さな基盤に繋げ、LEDと蓄電する為のコンデンサーをケースに差仕込み、組み立て完了です。
完成したスティックジェネレーターを振ると、電気が作られLEDが光りました。その瞬間に、子どもたちから『わあっ』『すご〜い、点いた!』と歓声があがりました。

“おもちゃの列車でチーム対抗レースを開催!

今度は、各自のスティックジェネレーターを専用のコンデンサーに繋ぎます。一つより二つ、二つより三つと、数多く繋ぐことで、発電された電気が一箇所に集り、より大きな電力として蓄電される仕組みを学びます。
次に、おもちゃの列車でチーム対抗レースを開催!各班で協力して蓄電を行ない、その電気でおもちゃの列車を走らせます。
蓄電の制限時間は6分間。自分のチームの列車を速く走らせる為、みな必死にジェネレーターを振り続けますが、腕が疲れてちょっぴり大変そうです。でもレース本番になると、実際に走り出す列車を見て大喝采!みんなで大きな声を出して応援しました。協力すれば大きな電力も自分たちで作りだせることを学ぶ瞬間でした。

03. 未来につながる発電方法を考えよう!

未来につながる発電方法を考えよう!

最後に、今体験したばかりの仕組みが既に自分たちの生活の中でも活かされているのだということを学びます。小さくても家庭で電気を作って蓄えることが普及すれば、各家庭の電気をつなげて大きな電力として活用できるし、環境にもやさしい社会〜スマートシティ構想〜につながることついても紹介されました。また、身近なものを使った発電方法についても紹介。スピーカーにLEDライトを繋げて叩いて震わせてみると、LEDが光ります。これも振動で電気を作る仕組み。『スピーカー発電は逆転の発想の例です。他にももっと電気を作る方法があるのでは? 例えば光や熱を使って、または電波を使って、もっと楽しい発電方法を考えてみよう!』と話がありました。

“ソニーが研究開発に取り組んでいる発電方法について紹介

さらに、 ソニーが研究開発に取り組んでいる発電方法について紹介がありました。ころころ転がして発電し、写真を撮ったり見たりできる手動発電(キネティックエンジン)を応用したデジタルカメラとビューアーのodo。コーラに含まれるブドウ糖から電気エネルギーを取り出して発電するバイオ電池。さらに、色素によって光エネルギーを利用し電気エネルギーに変換する仕組みを持っている色素増感太陽電池など、間近で見た子どもたちは、はじめて見る新しい発電方法に驚いていました。

最後には全員に、写真の入った修了証が授与されました。日頃からとても身近にある電気を自分たちで作り、さらにみんなで協力して大きな電気を作る。節電が呼び掛けられるこの時期に、体験を通して、電気のことをより身近に感じられ考えられるワークショップになりました。

● 参加されたみなさんより(女の子)
新聞を見て応募しました。発電機を作るのが楽しかったです。磁石だけでもあんなに発電できるんだって思いました。

● 参加されたみなさんより(男の子)
どんなもので電気を起こせるのか興味があって参加しました。組み立てるのは難しかったけど楽しかったです。

● 参加されたみなさんより(女の子)
虫眼鏡みたいなカメラとか、新しく開発されているものがこれから発売されるのかなと思うとワクワクしました。

● 参加されたみなさんより(男の子)
おもちゃの列車のチーム対抗レースが楽しかったです。組み立てて、いちばん最初に振ったらLEDが光ったことと、コンデンサーをつけたら光が貯まったことに驚きました。

● ナビゲーターの矢島さんより
発電というと難しいイメージがあると思いますが、それを楽しく面白く、子どもたちに興味を持ってもらいたくて企画しました。原理・原則に縛られず、自由な発想で好き勝手やろう、というのがこのワークショップの特徴です。最近、エネルギー問題は特に注目され深刻なものですが、悲観せず前向きに捉えて欲しいです。

● ナビゲーターの新倉さんより
スティックジェネレーターの工作の部分を担当させてもらいました。発電を実感して欲しくて、磁石が動いたり、目に見えるようなものを用意しました。家に持って帰って、改良を加えたり工夫したりして、新しいことをするキッカケになってもらえればいいな、と思います。

● ナビゲーターの福馬さんより
今回のスティックジェネレーターは、組み立てる過程ではんだなどを使わず、子どもたち自身の手で差したり抜いたりできるようになっています。それによって、発電の仕組みをより直感的に実感できたのではと思います。一生懸命にジェネレーターを振っている姿や、目をキラキラさせている子どもたちがとても印象的でした。

レポート バックナンバー

For The Next Generation

▲このページのトップへ戻る

本文の終了フッターをスキップし、ページの終了へ
Copyright 2012 Sony Corporation
ページの終了ページの先頭に戻る