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CSR・環境・社会貢献

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スマトラ島森林保全プロジェクト

国際森林年である2011年、ソニーは、WWF ジャパンが行っているインドネシア・スマトラ島の森林保全活動の支援をスタートいたしました。


世界遺産にも登録されているスマトラ島の熱帯林は、世界でもまれにみる豊かな生物多様性を誇る地域です。しかしながら、過去30年あまりの間に森林は急激に減少し、絶滅の危機に瀕しているものも含め、多種多様な動植物の緊急的な保全が必要といわれています。また、国立公園内での土地の占拠や違法な開拓、森林の伐採などによる生息地の減少で、野生生物がすみかを失い、地域住民との衝突が起こったり、野焼きによってインドネシア国内だけではなく、周辺国に煙害の被害がでるなど、新たな深刻な問題も起こっています。


森林減少の原因の一つとなっているのが紙の原料となるアカシアなどの植林やパームオイル(アブラヤシ)をとるためのプランテーション(大規模農園)開発のために自然の森が伐採されることです。スマトラ産の紙やパームオイルは世界中に輸出され、日本も、海外からのコピー用紙の多くをインドネシアから輸入しています。
大切な森林資源から作られる紙。ソニーでは、その重要性を認識し、ソニーグループ全体での紙、印刷物に関する購入方針を策定するなど、紙の適切な使用を推進しています。
企業内での自主的な活動と合わせて、ソニーは社会貢献活動の一環として、インドネシア・スマトラ島の貴重な森を回復、保全させる活動を支援し、現地の状況を伝えるためのコミュニケーション活動を行います。

スマトラ島の森林減少の状況

東南アジアのスマトラ島は、日本の面積の約1.25倍にもなる、世界で6番目に大きな島です。かつて島全体を覆っていた熱帯林が、急激に失われています。とりわけ、過去25年間の減少が著しく、1985年から2012年にかけて、半分以上の森林が消滅しました。島に広がる低地の熱帯林は、今のまま伐採が進んだ場合、近い将来に消滅すると危惧されています。
  • スマトラの森 1985-2012


また、近年インドネシアでの野焼きによる森林火災が延焼し、火災により引き起こされた「煙害(ヘイズ)」は、インドネシアだけではなく、マレーシア、シンガポールなど近隣国での大気汚染を悪化させており、熱帯雨林に住む動物だけではなく、住民の健康に影響を及ぼすなど、大きな社会問題になっている他、大量の二酸化炭素が排出され、地球温暖化の観点でも問題視されています。

スマトラ島森林保全プロジェクト

このプロジェクトのゴールは、持続可能な方法で地域住民の生計が維持され、地域全体でスマトラ島の森林と絶滅危惧種が保全されることです。このようにスマトラ島の森林が保全されることは、地球温暖化の防止にもつながります。ソニーは、WWFがインドネシア・スマトラ島で取り組む「植林活動」「森林および野生生物の調査」「エレファント・パトロール」「地域の農業支援」など活動全般を支援しています。
  • スマトラ島の森林保全活動


野生生物の生息調査

プロジェクトの活動の中心である、スマトラ島のブキ・バリタン・セラタン国立公園(BBS)とテッソニロ国立公園(TN)には、絶滅のおそれが高いスマトラサイ、ゾウ、トラなどの野生生物が生息しています。WWFによるこれらの生息調査の現場では、ソニーの機器が活用されています。これらの調査データは、現地で問題が起きていないかの確認や、違法行為を取り締まる際の重要な情報源となっているほか、世界に現状を伝える貴重なデータとなっています。

  • 現地で使用しているデジタル双眼鏡

  • 野生植物の生態を撮影するWWF職員


植林活動

ブキ・バリタン・セラタン国立公園の90ヘクタール、テッソニロ国立公園の85ヘクタールに植林を実施しました。この活動では、原生の姿を取り戻すため、地域にもともと生息している12種の苗木をバランスよく植林し、その後5年間管理します。

  • 植林に使用される苗木の育成

  • 3m以上の高さに育った木もあります


また、現地住民に環境保全意識を持ってもらい、地域全体として森林を守っていく活動にするべく、地域の小中学校に対する環境教育(ESD:Education for Sustainable Development)を実施しています。2014年のワークショップには、26の小中学校から30人の先生が参加しました。この先生たちが、所属する各学校でも他の先生にESDの教育法を普及し、約70人の先生がESDの教育法を習得しています。また、これまでに約900人の生徒がESDの授業を受けました。

エレファント・パトロール活動

スマトラ島では、土地の占拠や密猟行為など、国立公園内での違法行為を取り締まりや、野生動物と住民との衝突の削減のため、訓練されたゾウとマフート(ゾウ使い)が一緒に森を巡回するエレファント・パトロールを実施しています。2014年には、229件の野生動物との衝突を回避することができました。また、女性のマフート育成や他の衝突地域への展開も行われています。

  • エレファント・パトロールの様子

  • 女性マフートの育成


その他の活動

スマトラ島森林保全プロジェクトでは、地域住民が違法伐採などをせず生計向上できることもめざし、エコツーリズムの実現や、もともと生産していた農産物の有機栽培導入などを実施しています。

  • カカオの有機栽培

  • はちみつとプロポリスの生産

  • エコツーリズム


子ゾウ“トミィ”の成長

トミィは、2009年7月、WWFのパトロール隊が森の中をパトロール中に発見された子ゾウです。
当初は、何とか森へ返そうとしましたが、当時まだ親離れもしていなかった子ゾウが単独で野生に戻り、生き抜くことは難しく、「エレファント・パトロール」で保護することになりました。
あれから6年、トミィは成長し、「エレファント・パトロール」の一員として元気に活躍しています。


スマトラ島の世界遺産の森を守る活動をご支援ください。

ソニーグループ共通のポイントプログラム「ソニーポイント」を使うと、スマトラ島森林保全プロジェクトに1ポイントから(1ポイント=1円換算)寄付ができます。 1000ポイントで1本の木が植林されます。

あなたも参加できるスマトラ島森林保全活動
現在の貢献量
植林7319本相当

※2015年10月現在


WWFに関して
人類が自然と調和して生きられる未来を目指し、約100カ国で活動している環境保全団体です。

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スマトラ島森林保全プロジェクト




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