
全世界のソニー事業所では、環境計画「Road to Zero」で掲げた4つの視点で、環境負荷ゼロを目指し活動しています。さらに、独自の環境配慮評価制度「Green Star Program」でその活動内容を厳しくチェックしています。
デジタル製品に必要不可欠な金、銀、銅、パラジウムなどの稀少金属は地球の大切な財産であり、その埋蔵量には限りがあります。ソニーでは2008年より、デジタルスチルカメラ、携帯型音楽プレーヤーなど使用済み小型電子機器を回収し、稀少金属を再利用する実証実験を推進しています。

市内に設置された回収ボックス(写真は福岡市の回収風景)
小型電子機器の回収には、お客様のご協力と地域での回収インフラが必要となります。そこで業界初の試みとして、2008年から北九州市、2010年から福岡市、2011年から直方市との共同実験を実施し、それぞれの市内に回収ボックスを設置。そこで回収した小型電子機器と、ソニーグループの工場や製造工程で発生した試作品、廃基盤、 端材などから実証実験を繰り返し、再資源化技術を研究しています。


この実験により再資源化された金を使用したソニーモバイルコミュニケーションズ製携帯電話を発売(2010年2月)
小型電子機器の再資源化を事業として継続させるために、この実験は本社調達部門に設置された資源循環チームが担当しています。そこで実際の資材調達ビジネスの観点から、小型電子機器の回収・資源抽出・再利用の各シーンを精査し、回収台数の安定化・再資源化技術の品質向上などを追究。そして2010年、ソニーモバイルコミュニケーションズ製の携帯電話に再資源化した金が初めて採用されました。ソニーでは今後も、環境計画「Road to Zero」で掲げた“新たな採掘資源の使用ゼロ”の大きな施策として、この小型電子機器の再資源化に取り組んでいきます。