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キーワード:緑と水
愛知・大分での緑化と地域への開放
(愛知の幸田工場)
| 1 | 取材:社会を動かした、ソニーの緑化活動 |
| 2 | 取材:”憩いの森”と”ソニーの公園” |


ここはソニーの最新のデジタルビデオカメラ“ハンディカム”などが生み出される工場の一角。多くの緑に囲まれ、工場とは思えないほどの深い森。この森には、30年以上にもおよぶ、ソニー社員の熱い思いが詰まっています。1972年に設立した愛知県にある幸田の工場は、日本では珍しかった「緑豊かな公園工場(インダストリアル・パーク)」を目指して、当時から緑化活動に積極的に取り組んできました。
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開発で造成され赤茶けた土地に緑を増やすために、まず社員が自らの手で木を植えはじめました。木は成長し、緑は増えていきましたが、それだけでは美しい森には育ちません。社員たちは緑化同好会を発足。業務のかたわら緑化学習会を開催して知識を高め、自らの手で森を保全し、緑の質を高めてきました。四季を感じる草木を増やし、自らの手で間伐を行い、光を入れ、風を取り込み、森の保全を行ってきました。木々は育ち、瑞々しい緑が覆い、苔がむすほどに森は成長を続けました。やがて虫や鳥たちが集まり、ウサギやタヌキなどの動物たちも訪れるようになりました。こうして、いまでは「鳥獣保護区」に指定されるほど、生態系の豊かな森に育っていったのです。
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森が豊潤な緑を育み、豊かな表情を取り戻すにつれ、ソニー社員たちの間に、さらに大きな夢がふくらんできました。「この緑豊かな森を、地域に開放することができないだろうか…」。それから、遊歩道を整備し、アスレチックの遊具を設置し、見晴らしのいい場所に展望台をつくりました。遊歩道の階段やアスレチックの一部には廃プラスチックを再利用するなど、環境にも配慮しました。5年の歳月をかけて完成した森は、「ソニーの森」と名づけ、地域に開放しています。いまでは小学校の野外学習にも利用され、地域の子供たちに愛される森になりました。これらの活動が評価され、2000年には緑化推進運動功労者表彰「内閣総理大臣賞」を受賞。さらに2005年には、社会・環境貢献緑地評価システム(SEGES)において最高位にあたる 「Excellent Stage3」を獲得しました。
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こうした思想は他の工場にも受け継がれています。大分のソニーセミコンダクタ九州(株)では、自然林を保護し、緑化を進めながら、公道に面した立地を活かして、全国の工場でも珍しい常時開放型の公園「ソニー潮の香公園」をオープンしました。2008年4月には幸田テックに続き、ソニーとして2つめとなる「内閣総理大臣賞」を受賞しています。 豊かな緑を、次の世代のために。ソニーのつくる未来が、はじまっています。
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