研究開発中

排水を浄化する、植物由来凝集剤

ソニーは工場排水の浄化技術を研究するなかで、ある植物由来材料に優れた凝集性能を発見し、独自の排水処理用凝集剤を研究開発しています。現在、一般的な石油由来凝集剤に替わるクリーンな凝集剤として、この「植物由来凝集剤」の実証実験をソニーグループ工場で行っています。

天日で乾燥させ、粉末にするだけの簡便な製造方法も特長

一般的な石油由来凝集剤と比べ、抜群の凝集性能を発揮

「植物由来凝集剤」は、特定の植物に含まれる酸性多糖類(ムチン質)の高い凝集機能を活用。沈降速度が速く、工場排水の中の汚泥と水を短時間で分離します。さらに、従来の石油由来の凝集剤に比べて、薬剤添加量を半減できるので最終的に排水処理後にでる廃棄汚泥も減り、トータルのランニングコストも低減できます。

工場排水の浄化の流れ

「植物由来凝集剤」は川、海、湖などの浄化にも応用可能

石油資源の使用量を削減。河川や沼の浄化にも応用

一般的な石油由来凝集剤から「植物由来凝集剤」に替わることで、石油資源の使用量を削減。さらに、原料となる植物が光合成する際にCO2を吸収するので、地球温暖化抑制に貢献できます。さらに、ソニーでは工場排水だけでなく、湖沼や河川の浄化まで視野にいれた「植物由来凝集剤」の研究開発を進めていきます。