ページの先頭ヘッダーをスキップし、本文へ

make.believe Special site

Japan

本文の開始

TOP > ソニーのECOビジョン > WWF(クライメート・セイバーズ・プログラム) > 気象キャスターが伝える気候変動問題

WWF(クライメート・セイバーズ・プログラム)

気象キャスターが伝える気候変動問題

2007年9月7日(金)

「気象キャスターが伝える気候変動問題」と題した国際セミナーが英国大使館とWWFジャパンの共催で開催されました。ソニーは、本イベントに協賛する形で、運営をサポートしました。

40℃を超す最高気温を2日間連続で記録するなど、日本でもこれまでにない気候の変動ぶりを体感することとなった今年の夏。今後の地球温暖化防止対策を計画・実行していくうえで、気象予報の知識・経験・技術がより重要になることは必至です。 セミナーには、イギリス、日本、カナダで気象予報界の第一人者としてご活躍の方々が登場し、各国における気候変動の現状や取り組みをご紹介いただくとともに、今後の私たちのとるべき方向などについてもお話しいただきました。

ウェイン・エリオット氏

イギリス気象局のチーフ・プレスオフィサーとして活躍中のウェイン・エリオット氏は、これまでの気象データをもとに、近年のイギリスでの気候変動を紹介。その主たる原因は人為的なもので、イギリスの気候やライフスタイル、ビジネスなどにも影響を及ぼすことになるだろうと予見しました。

また、私たちは今後、地球温暖化防止への取り組みを強化することに加え、温暖化社会に適応していくための技術的な模索も行うべきとして、そのためにも、きめ細かいデータの分析と、科学者・メディア・企業・行政・一般市民など立場を超えたコミュニケーションが必要であると訴えました。

さらに、メディアのもつ情報発信力や影響力についても触れ、「異常気象などの衝撃的な映像は、危機感をあおるなど視聴者に対して高い効果を得られるが、過度な使用や意図的な編集が行われることは危険」と、情報の見せ方・伝え方には細心の注意を払わなければならないと襟を正しました。

岩谷忠幸氏

NPO法人気象キャスターネットワーク設立メンバーの一人で、フジテレビの気象キャスターを経て、現在は日本テレビの天気予報に出演するなどして活躍中の岩谷忠幸氏は、石垣島周辺の深刻なサンゴ白化現象や集中豪雨・水不足問題など、日本で起きている気象に関わる重大な事象を提示。その主たる原因は地球温暖化であると分析しました。

また、データや動植物の生息範囲の北上などからみて、東京は既に亜熱帯化しているといい、季節ごとにさまざまな情緒を生み出してきた日本の四季も、今後は冬がなくなり三季になると予測しました。

最後に、気象キャスターネットワークが積極的に取り組んでいる小学校などへの“出前授業”に触れ、子どもたちの理解力と行動力を絶賛。大人、特に企業は子どもたちを見習って普及啓発に深く関わっていってほしいと述べました。

クレア・マーティン氏

カナダCBC放送でチーフ気象キャスターを務めるクレア・マーティン氏は、国内でも有名な人気気象キャスターです。 ロンドンに生まれ、カナダに移住、そして、アフリカで気象報道指導にあたるなど、グローバルにその活動を展開してきた立場から、カナダのもつ生物的・地理的多様性のすばらしさを力説しました。

しかし近年、温暖化の影響で氷が激減し、地理的多様性が崩れ始めていることを問題視。なかでも、現象が顕著な北方に暮らす原住民イヌイット族の文化が消失してしまうことを危惧し、守っていくためにも地球温暖化を今すぐ止めなければならないと訴えました。

次のページへ「気象キャスターへのインタビュー」

まとめ
今回のセミナーでは、各国で起きている温暖化による深刻な現状が浮き彫りとなりました。また、こうした状況に対処・適応し、温暖化防止へ向けて行動していくためには、「データを上手に利用することと産官学が連携することのふたつが極めて重要」という点で意見が一致しました。
私たちソニーも、「企業体としてできることは何か」を常に追究し続け、今後さらに、地球温暖化防止に向けた行動を強化していく決意をあらたにしました。

ページの先頭へ戻る

本文の終了フッターをスキップし、ページの終了へ
Copyright 2010 Sony Corporation
ページの終了ページの先頭に戻る