ソニーは、世界的環境NGOであるWWF(世界自然保護基金)が企業とパートナーシップを結びさまざまな温室効果ガス削減施策を実行していく「クライメート・セイバーズ・プログラム」に2006年7月から参加しています。これは企業がWWFと協定を結び、CO2をはじめとする温室効果ガスの排出量を 絶対量で減らす目標を掲げて、第三者機関の検証のもとに実施していくプログラムです。2011年7月現在、グローバルで26社が参加しています。
ソニーはこのプログラムにおいて、全事業所からの温室効果ガス排出量を2010年度までに2000年度比で7%削減する目標を掲げて活動を推進するとともに、製品の省エネの推進、WWFと協同での消費者とのコミュニケーションを実施してきました。
さらに2009年11月に、ソニーは2011年以降の温室効果ガス排出量に関して、「ソニーグループ全体の事業所から排出されるCO2換算温室効果ガスの絶対量を、2015年度までに2000年度比で30%削減を目指す」こと、「製品の消費電力を2015年度までに2008年度比で一台当たり30%削減を目指す」ことを定めました。この2点は「クライメート・セイバーズ・プログラム」における更新目標としてWWFと合意しています。
2008年2月には、ソニーはWWFと共同でパブリックイベント「クライメート・セイバーズ東京サミット2008」をソニー本社にて開催しました。通常クライメート・セイバーズ参加企業および参加予定企業、WWFのみで行っている年次会合に加え、初めての試みとして、業界や政府関係者、報道関係者も招待しました。クライメート・セイバーズの参加企業の先進的取り組み事例の紹介や、専門家を交えたパネルディスカッションのほか、WWFインターナショナルのジェームズ・リープ事務局長の基調講演を行いました。 ソニー 会長兼CEOのハワード・ストリンガーは、サミット開催を機に参加企業12社が署名した「東京宣言」を発表、「世界の温室効果ガス排出量は、今後10〜15年の間にピークを迎える必要があり、21世紀半ばまでには2000年と比べ相当低い水準−半減よりはるかに低いレベル−まで削減されなければならない」という気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の報告を支持し、さらに署名企業の代表として低炭素社会の実現に向け「ビジネス・パートナーとの連携を通じ、排出量削減活動の範囲をさらに広げる努力をする」「消費者、顧客に向けて低炭素型のライフスタイルを普及啓発する」といった活動に取り組むことを宣言しました。
また2009年からは、同プログラムの「Let the Clean Economy Begin」キャンペーンにも参加し、共同広告出稿やウェブサイトでのバナーの掲載など、積極的な気候変動対策への取り組みを広げることを訴えかけています。