秋下 「暗号技術はメールソフトなどのソフトウェアとICカードなどのハードウェアで利用されていますが、安全性とスピードのバランスから、従来は同じ技術を双方で使用するのは困難でした。CLEFIAはどちらでも使用できるのが強みで、特にコンパクトなハードウェア実装に向いています。実装ではパーツごとに設計担当と試行錯誤を重ね、改良していきました」
チームの粋を集めた暗号は2006年9月、海外の暗号研究者による第三者評価で高い安全性との評価を受けた。また、ソフトウェア実装では最高速レベルの速度を、ハードウェア実装でも小型実装においてAES(米国標準暗号)の2倍という従来にないレベルの性能を達成。“究極のバランス”を実現した暗号技術CLEFIAがこうして誕生した。