電池には、使いきりタイプの一次電池(例:乾電池、ボタン形電池)、充電して何度でも使える二次電池(例:リチウムイオン電池)、太陽電池などの種類がある。そのうちボタン形電池については、電池内部で発生する水素ガスを抑制するための水銀が必要であり、技術的に無水銀化は非常に困難とされていた。しかし、水銀は誤った使い方をしたり不適切に廃棄された場合などは、環境や人体へ多大な悪影響を及ぼす可能性を否定できない。そこでソニーは、環境負荷低減に貢献すべく、ボタン形電池の無水銀化にいち早く取り組んできた。2004年に、ボタン形酸化銀電池を世界で初めて無水銀化。そして2009年、酸化銀電池よりも実現が難しいとされていた、アルカリボタン電池での無水銀化を独自の技術によって成功させた。


※1 2008年度ソニー製酸化銀電池(SR)とアルカリボタン電池(LR)の出荷実績より
※2 ソニー調べ
ソニーの電池無水銀の歩み
| 1977年 | 酸化銀電池生産開始 |
|---|---|
| 1978年 | アルカリボタン電池生産開始 |
| 1982年 | コイン形リチウム電池生産開始 |
| 1991年 | 無水銀マンガン乾電池生産開始 |
| 1992年 | 無水銀アルカリ乾電池生産開始 |
| 2004年 | 無水銀酸化銀電池開発発表 |
| 2005年 | 無水銀酸化銀電池生産開始 |
| 2009年 | 無水銀アルカリボタン電池開発発表・生産開始 |