機器内高速ワイヤレス伝送技術はこれら高速化・複雑化する機器内配線を無線に置き換え、前記のような問題を一気に解決する(図1)。このシステムは非常に小さな回路であり、基板上あるいはSystem On Chip (SoC)、System In Package (SiP) 内に埋め込まれる。ひとつの無線チャネルの伝送速度は1端子あたりのそれより高く、多くのパッドや配線は少数のアンテナに置き換えられるため、LSIパッケージと基板サイズが小さくなる。また、機器内のコネクタ数が削減され、コスト低減と信頼性向上を図ることができる。さらに配線により生ずる構造的制約が低減され、あるいは可動部にも使用出来ることから、製品設計の自由度が高まり、今までにない製品をもたらす可能性もある。