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「すべては音のために」
究極に挑む原動力は、
音楽を愛するひたむきな気持ちから。

Signature Series

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音楽の進化とソニーとは切っても切り離せない。創業70周年を迎え、常に音楽と共に歩んできたソニーが、音楽を愛するすべての人にかつてない“感じる”音楽体験を届けるべく、アナログとデジタルの高音質技術を結集して、世に送り出したのがSignature Series(シグネチャーシリーズ)だ。Signature Seriesの名を冠したステレオヘッドホン、ウォークマン®、ヘッドアンプ。それぞれのアプローチで究極の音に挑んだその背景には、自らもリスナーとして、またプレイヤーとして音楽を愛してきた3人のエンジニアの並々ならぬ思いがあった。

余計な音をすべて消す。
ヘッドホンの音響フィルターは
和紙をく技術をヒントに生まれた。

音楽を愛するエンジニア、1人目はSignature SeriesステレオヘッドホンMDR-Z1R のアコースティック エンジニアである潮見俊輔氏。この仕事を志した理由はこうだ。
「ミュージシャンの想いに救われたりとか、音楽を聴いてものすごく感動する、音楽が好きだ、救われてきたっていうのがあるので、音楽に結びつくような仕事がしたいなと。」

ステレオヘッドホン MDR-Z1R アコースティック エンジニア 潮見俊輔氏

ステレオヘッドホン MDR-Z1R アコースティック エンジニア 潮見俊輔氏

音楽に救われてきたと語る潮見氏が描いた理想のヘッドホンとは。それを実現するためのアイデアとは。
「その場で感じる体感というのを、ヘッドホンでも体験してもらいたい気持ちが強いです。特性よりもさらに先のところで、どう自分が聴こえるかというところを考えながら作る。振動板が生み出す音以外に余計な音をつけない。ハウジングから発生するような小さい音も消してやろうと。それでパルプの材料を使って、より密閉に近い状態なんですけど、空気がじわっと抜ける音響フィルターを作れないかと考えた時に、漉(す)いて作った抄紙(しょうし)という技術を使うことにしました。それで“レゾナンスフリーハウジング”が新しくできましたし、音響的にものすごく良い効果を得られたというのがあります。」
日本家屋の静寂からヒントを得たという驚きのアイデアだ。
Signature Seriesウォークマン®では、どんなアイデアが活かされているのであろうか。

ステレオヘッドホン MDR-Z1Rの音響フィルター

ステレオヘッドホン MDR-Z1Rの音響フィルター

最高級のウォークマン®。
その金色は
音を研ぎ澄ませるうえで必然だった。

2人目は、Signature Series ウォークマン®NW-WM1Zのサウンド エンジニアである佐藤浩朗氏。入社の際のエピソードを訊ねると、微笑みながらもきっぱりとこう答えた。
「面接の時にシステムエンジニア系をやらないかと言われたんですけど、やだって言ったんですね。音関係じゃなかったら、もう入んなくていいやと思って。」

ウォークマン®NW-WM1Z サウンド エンジニア 佐藤浩朗氏

ウォークマン®NW-WM1Z サウンド エンジニア 佐藤浩朗氏

これほどまで音への思い入れが強かったのは、佐藤氏だけではない。
「本当に電気もソフトもメカもみんな音をよくしようっていう、本当にみんなで作っている高音質だと思います。」
全員で作り上げた高音質。それを鳴らす筐体は一目で惹きつけられる金色であるが、なぜ金色なのか。
「まわりのキャビの材質を変えることで抵抗値であるとか、重さで音が変わってくるのがわかっていました。やっぱり純度をどんどん上げていくとですね、音は澄んでいく。接触抵抗が一番低いのは金なんですよね。結果、最高級のウォークマン®に対して金色っていうのは良かったのかな。」現時点で出来ることをとことんやりきったと胸を張る佐藤氏が、自身の性格を分析すると。「好きなものに関して、ちょっとこだわりが強いのかもしれないですね。」やはり、ひとつの製品、ひとつの技術を徹底して突き詰め、こだわり抜くのがエンジニア。Signature Series ヘッドホンアンプを手がけたエンジニアも、きっと強い個性を持った人物だろうと予想する。

ウォークマン®NW-WM1Zの金色の筐体

ウォークマン®NW-WM1Zの金色の筐体

聴きたかった音、
でも今まで聴こえていなかった音に
出会えるヘッドホンアンプ。

3人目は、Signature Series ヘッドホンアンプ TA-ZH1ESのサウンド エンジニアである佐藤正規氏。多忙な日々の中にあってもプレーヤーとしてサックスを楽しんでいる佐藤氏だが、音楽の世界に踏み込んだきっかけは意外にも。
「たまたま同じクラスで遊んでいるやつがブラバンやるって言って、僕は音楽をこれっぽっちもやるつもりがなかったんですけど、まあ、くっついて入っちゃったようなものです。音で何かをする仕事につこうと、その時に思ったっていうことが、恥ずかしながら一番のきっかけなんですね。」

ヘッドホンアンプ TA-ZH1ES サウンド エンジニア 佐藤正規氏

ヘッドホンアンプ TA-ZH1ES サウンド エンジニア 佐藤正規氏

中学生の頃から音で何かをする仕事と決めていた佐藤氏が、このヘッドホンアンプで到達した音とは。
「プレイボタンを押した途端に、そのレコーディングしている現場の暗騒音が聴こえたり、ライブだったらそこの客席のザワだったり。ハイレゾをよりハイレゾに、今までにない新しい音だと思うんですよ。みなさんがほとんど今、デジタルファイルを聴かれている中で、色々なシチュエーションに合わせてハイレゾの音源をそのまま聴きたい時はそのまま聴ける。情報量の少ないデジタルの信号の時にも、アンプの中で信号処理をしてよりらしく聴きたいところがちゃんと出てくる。」
まさに理想の音をつくりあげた佐藤氏だが、未来へのビジョンに話が及ぶといっそう熱い。
「いい音で聴きたいっていう欲求をみんな持っていて、新しい技術を使って新しい道を作る。そういったところの可能性がこのアンプに秘められていて、人がなにをもって感動するのかそういうレベルまで音楽でどうやったらできるのかということを考えたりしている感じですね。」

ヘッドホンアンプ TA-ZH1ES サウンド エンジニア 佐藤正規氏

ヘッドホンアンプ TA-ZH1ESはさまざまなヘッドホン端子に対応

Signature Seriesの開発においては、今回登場した3人のエンジニアだけではない数多くの音楽を愛する気持ちがプロジェクト推進の原動力となっている。音作りのプロであり、音楽と共に生きてきた一人の人間でもあるからこその気づきや願いによって、次はどんな音が鳴らされるのだろう。

こんな内容

  • 余計な音をすべて消す。
    ヘッドホンの音響フィルターは
    和紙をく技術をヒントに生まれた。
  • 最高級のウォークマン®。
    その金色は
    音を研ぎ澄ませるうえで必然だった。
  • 聴きたかった音、
    でも今まで聴こえていなかった音に
    出会えるヘッドホンアンプ。

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