<報道資料>

プレスリリース 目次
2000年 4月 20日

新商品

デジタル放送に高画質対応する「D3端子」に加え
「DRC-MF」をはじめとする独自の高画質・高音質技術を搭載した
“WEGA(ベガ)"ワイドテレビ DRXシリーズ3機種 発売

WEGA(ベガ)ワイドテレビ “DRXシリーズ”
『KV-36DRX7』(左) 『KV-32DRX7』(中央)、『KV-28DRX7』(右)



 ソニーマーケティング株式会社(社長:林 誠宏、本社:東京都港区)は、平面ブラウン管搭載テレビ“WEGA(ベガ)”の新商品として、独自の高画質技術「DRC-MF(デジタル・リアリティー・クリエーション:マルチファンクション)」をはじめ、BSデジタル放送開始でより身近になる、デジタル高画質/高音質が楽しめる技術を搭載した“DRX7シリーズ”3機種を発売します。

型  名発売日価格(税別)当初月産
WEGA(ベガ)ワイドテレビ “DRXシリーズ”
『KV-36DRX7』(D3端子搭載デジタル放送対応)
『KV-32DRX7』(D3端子搭載デジタル放送対応)
『KV-28DRX7』(D3端子搭載デジタル放送対応)
6月1日 
285,000 円
235,000 円
165,000 円
合計 
3万台


 本年12月より本放送が開始されるBSデジタル放送では、高画質なデジタルハイビジョン放送や高音質のラジオ放送などが予定されており、それらを存分に楽しむためのテレビの基本性能がますます重要になります。今回発売する3機種は、昨年6月に発売した大型ワイドテレビのプレステージモデル“DRX9シリーズ”の高画質/高音質性能を受け継ぐ、高画質マルチ画面ワイドテレビです。
 “DRX9シリーズ”で採用している「MID-X」を搭載し、NTSC映像も走査線1125本で処理した、ハイビジョンと同じきめ細かい映像が楽しめます。また、今後発売が予定されているBSデジタルチューナーなどを1本のケーブルで高画質かつ簡単に接続できる「D3端子」を装備しています。
 音質面でも、メインスピーカーを本体前面の左右位置に直付けし、自然なステレオ感と音抜けの良さを確保するとともに、「マルチアンプシステム」の採用により、将来のデジタルの高音質放送もきめ細かくリアルな音質で再現します。
 なお、今回の“DRX7シリーズ”は、プラチナシルバー塗装の新しいボディーカラーと、コントロールパネルを中心とした新形状によるニューデザインを採用しました。
 当社は、この“DRX7シリーズ”の発売により、デジタル映像時代に向け、高画質テレビの普及を一層推進してまいります。


●主な特長


1.歪みのない自然な映像が楽しめる平面ブラウン管「FDトリニトロン」搭載
フラット画面により、通常の映像表示はもちろん、多画面表示や文字情報の表示においても、画面全域で上下・左右どの方向から見ても歪みのない自然で均一な画像表示が可能です。

2.HDに近い映像を実現するソニー独自の高画質回路「DRC-MF」搭載
「DRC-MF(デジタル・リアリティー・クリエーション:マルチファンクション)」は、通常のテレビ放送、ビデオ、DVDなどのNTSC映像を、独自のデジタル信号処理アルゴリズムにより、4倍の情報量をもつ、HDに近い高画質映像につくり換えます(「DRCリアル4倍密映像」)。リアルタイムでの処理を行っており、動画部分の輪郭のブレやボケがない自然で美しい映像を再現します。
また、インターレースモード(「DRC4倍密(標準)」モード)およびプログレッシブモード(「DRCプログレッシブ」モード)をリモコンのボタンで簡単に切り替えることができ、映像の状態に応じたモードの選択が可能です(マルチファンクション機能)。

3.マルチイメージドライバー「MID-X」による統合処理で、映像信号の処理精度が向上
デジタル時代の高画質放送に対応し、走査線1125本のHD映像をオリジナルの高画質で映し出す高性能な映像処理回路を搭載。また、DRC高画質化されたNTSC映像も、「MID-X」統合処理により、走査線1125本で処理が可能になり、HD映像と同じ映像処理回路で処理します。これにより、映像信号の処理精度が向上しています。

4.より鮮鋭度の高い映像を実現する「セパレート方式高圧レギュレーター」搭載
従来のテレビでは一般的に一体構成であった水平偏向回路と高圧発生回路をそれぞれ独立化しました。加えて、高圧の変動を抑える高精度な高圧レギュレーターを採用し、フォーカス、コントラスト、明るさなどを高めた、より鮮鋭度の高い映像を実現しています。

5.業界統一規格のD3端子など、将来の拡張に対応可能なトータル7系統の豊富な入力端子
将来発売が予定されているBSデジタルチューナーなどを1本のケーブルで高画質かつ簡単に接続できるD3映像入力端子(1125i、525p、525iの放送信号を直接入力)2系統をはじめ、将来にわたり増加する接続機器にも余裕をもって対応できるトータル7系統の入力端子を搭載しています。「プレイステーション」を高画質に映し出す、AVマルチ入力も搭載しています。

6.ノイズの少ないクリアな音を実現する「マルチアンプシステム」
フルレンジスピーカーとウーファーを別々のアンプで駆動させる事で、スピーカー同士の相互干渉により発生するノイズを低減し、より透明感のあるきめ細かい音の再生を可能にしています。

7.自然でリアルな音像を実現する前面左右直付けスピーカー/音像定位エンハンサー
前面パネルの左右部分に直付けした「BOX型フルレンジスピーカー」と、「大容量BOX付ウーファー」を搭載、音抜けの良さと自然なステレオ感、低域から中高域までバランスのとれた音を再現します。さらに、「音像定位エンハンサー」により、音像をテレビの前面に定位させ、映像との一体感を実現。将来のデジタル放送もリアルな音質で十分にお楽しみいただけます。

8.プラチナシルバー塗装の新デザインを採用
新ボディカラーの採用とともに、コントロールパネルを中心とした新形状によるニューデザインを採用。開口率を上げながらもより滑らかな仕上げとなったスピーカーグリル等とあいまって、いっそう洗練されたデザインに仕上がっています。

9.デジタルチューナーを簡易操作できる「デジタルチューナー簡易コントロール機能」
将来発売予定のソニー製デジタルチューナーとコントロールS端子で接続することにより、電源の連動やチャンネル切換などチューナーの基本操作が、付属のリモコンで簡単に行えます。

10.業界最高水準のスタンバイ時電力0.03Wなどの低消費電力設計
大型の高機能モデルながら、業界最高水準のスタンバイ時電力0.03Wを実現。さらに、リモコンの「消費電力」ボタンによる節電機能や、「オフタイマー」「オートシャットオフ」などの機能を搭載した低消費電力設計です。

11.その他の主な特長
・デジタルハイビジョンの映像もメイン画面で高画質に楽しめる2画面/多画面機能
・地上波のゴーストを低減する「ゴーストリダクション」機能



●主な仕様

 KV-36DRX7KV-32DRX7KV-28DRX7
対応信号1125i,525p,525i(NTSC)
ブラウン管FDトリニトロン管 102度偏向
36型(16:9)
FDトリニトロン管 102度偏向
32型(16:9)
FDトリニトロン管 102度偏向
28型(16:9)
受信チャンネルVHF:1〜12ch UHF:13〜62ch CATV:C13〜C35 BS:1,3,5,7,9,11,13,15
映像部地上波ダブルチューナー、BSチューナー、ゴーストリダクション
ディテールエクストラクター(三次元Y/C分離回路)
音声部音声多重回路、
音声実用最大出力(EIAJ準拠):フルレンジスピーカー 6W×2
                ウーファー 12W
入出力端子
(TV部)
ビデオ入力 4系統4端子(S映像入力3系統3端子)
                *ビデオ4入力はBSデコーダー入力と兼用
コンポーネント入力2系統2端子(D3映像入力系統2端子)
AVマルチ入力端子1系統1端子
BS/ビデオ出力 1系統1端子、ヘッドホン端子、コントロールS入出力端子
入出力端子
(BS部)
AFC入力、検波出力、ビットストリーム出力
定格消費電力
(スタンバイ時)
240W
(0.03W)
220W
(0.03W)
220W
(0.03W)
年間消費電力量300KW・h/年280KW・h/年280KW・h/年
質量約87.5Kg約67.4Kg約48.8Kg
外形寸法〔mm〕
(幅×高さ×奥行き)
958x613x592874x563x572754x496x525
付属品多機能リモコン『RM-J239』
別売専用スタンド『SU-F300S』(36/32インチ用)(税別価格35,000円)『SU-F200S』(28インチ用)
(税別価格26,000円)




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