<報道資料>

プレスリリース 目次
2001年 4月 10日

新商品

超高精細平面ブラウン管や 新開発の高画質回路「DRC-MF V1」を搭載し
ハイビジョン映像もNTSC映像も一層高画質に楽しめる
D4端子装備“WEGA(ベガ)”ワイドテレビ新『DZシリーズ』2機種発売

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スーパーファインピッチFDトリニトロン搭載ワイドテレビ
『KV-36DZ950』(左)『KV-32DZ950』(右)



 ソニーマーケティング株式会社(社長:小寺 圭、本社:東京都港区)は、さまざまな映像ソースを最適な画質で楽しめる“WEGA(ベガ)”『DZシリーズ』を2機種発売します。
 本機は、ブラウン管のセンターピッチを0.47mm(36型)/0.42mm(32型)に細密化、水平方向の精細度を従来比約6割(スリット本数)向上することで、デジタルハイビジョン映像を隅々まで高画質に映し出す超高精細平面ブラウン管「スーパーファインピッチFDトリニトロン」や、NTSC映像をハイビジョン映像に迫る高画質につくり換え、なおかつソースの品質などに応じて画質の調整ができる新開発の高画質回路「DRC-MF V1」を搭載しています。

型 名発売日希望小売価格当初月産
WEGA(ベガ)スーパーファインピッチFDトリニトロン搭載ワイドテレビ
“DZシリーズ”
『KV-36DZ950』(D4端子搭載)
『KV-32DZ950』(D4端子搭載)
5月1日 オープン価格合計
1万台

 BSデジタルハイビジョン放送の開始や、DVDの普及により、映画やスポーツ、文字情報など、多彩で高品質なコンテンツが身近になってきました。『DZシリーズ』は、超高精細平面ブラウン管「スーパーファインピッチFDトリニトロン」を搭載。データ放送の文字、画像情報なども画面の隅々までクリアに表示する、ワイドテレビ“WEGA(ベガ)”のプレステージモデルです。
 新シリーズでは、新開発の高画質回路「DRC-MF V1(デジタル・リアリティー・クリエーション:マルチ・ファンクション ブイワン)」を搭載。通常のNTSC映像をハイビジョン映像に近い高精細映像につくり換える「DRC-MF」機能に加え、入力ソースの品質やノイズレベル、ユーザーの好みなどに合わせた画質のつくり換えが可能になりました。また、デジタルハイビジョンの30MHzの広帯域映像に対応した画像処理・出力回路を搭載し、写真画像のように鮮明で濃密な映像を再現します。
さらに、映画フィルムソースを自動的に識別して最適な信号処理を行い、なめらかな映像を再現する「シネマドライブモード」を搭載。フィルムソース本来の魅力を楽しめます。
加えて、BSデジタル放送の全フォーマットに対応するD4端子を搭載し、BSデジタル チューナーなどと接続してこれらの高画質なコンテンツをより忠実に再現します。
 機能面では、当社独自のデジタルチューナー簡易コントロール機能を搭載。ソニー製デジタルチューナーをコントロールS端子で繋ぐことにより、付属のリモコン1つで操作することが可能です。
 音質面では、「3D 5スピーカー」を搭載。中高音域用の「ツイーター&スコーカー」を前面パネルの左右に直付けし、自然なステレオ感とすっきりとした音抜けを、また「大口径12cm丸型ウーファー&4リットルBOX」で迫力ある重低音を再現します。
 デザイン面では、本体背面を大きく絞り込んだすっきりしたボディデザインで、36型で25型(当社KV-25DR1比)並みのコーナーフィット性を実現。スタイリッシュなフォルムと省スペース性を両立しています。また、画枠に艶やかな高光沢(ハイグロス)塗装を施した高級感あるデザインに仕上げました。
 当社は、新『DZシリーズ』の発売により、多彩な高品質デジタルコンテンツの魅力を引き出して楽しめる、高画質ワイドテレビの普及を推進してまいります。


●主な特長


1. 超高精細平面ブラウン管「スーパーファインピッチFDトリニトロン」搭載
「スーパーファインピッチFDトリニトロン」は、従来のセンターピッチ36型0.77mm/32型0.65mmに対し、36型0.47mm/32型0.42mmという大幅な細密化により、水平方向のスリット本数が当社比で約6割向上。デジタルハイビジョン映像も高精細画質で再現します。コーナーピッチも従来36型0.97mm/32型0.90mmに対し、36型0.61mm/32型0.58mmと大幅に向上。データ放送の文字、画像情報なども画面の隅々までクリアに表示します。

2. 新開発 高画質回路「DRC-MF V1(デジタル・リアリティー・クリエーション:マルチ・ファンクション ブイワン)」搭載
通常のテレビ放送やDVDなどのNTSC映像をハイビジョンに近い、映像につくり換える高画質回路「DRC-MF(デジタル・リアリティー・クリエーション:マルチ・ファンクション ブイワン)」を進化させました。
「すっきり」「くっきり」の二軸マップ上での簡単操作により、素材のクオリティを活かしつつ、観る人の好みや入力されたソースの品質、ノイズレベルなどに応じた画質のつくり換えができます。

3. デジタルハイビジョン対応「広帯域(30MHz対応)映像出力回路」搭載
ブラウン管の高精細化に合わせ、デジタルハイビジョン放送の30MHzの映像帯域にまで対応した映像出力回路を搭載。映像の入口から出口までデジタルハイビジョンにフルに対応した信号処理を行います。

4.D4端子2系統など、将来の拡張に対応可能なトータル8系統の豊富な入力端子
BSデジタルチューナーを1本のケーブルで接続でき、全放送信号に対応するD4映像入力端子2系統をはじめ、コンポーネント端子(ピン)1系統など、将来に備えたトータル8系統の豊富な入力端子を搭載しています。

5.スタイリッシュで省スペース性の高いデザインと高光沢塗装を採用
本体背面を大きく絞り込んだボディデザインで、36型で25型並み(当社KV-25DR1比)のコーナーフィット性を実現。スタイリッシュなフォルムと省スペース性を両立させました。また、画枠に高光沢(ハイグロス)塗装を施した高級感あるデザインです。

6.デジタルの高音質を存分に楽しめる「3D 5スピーカー」&「マルチアンプ」システム
「4×12cmスコーカー」2本と「2cm丸型ツイーター」2本を前面パネル左右に直付けし、自然なステレオ感とすっきりとした音抜けを、「大口径12cm丸型ウーファー&4リットルBOX」で低域から中高域までバランス良いダイナミックな音で再現します。また中高域と低域を別々のアンプで駆動させる「マルチアンプシステム」により、スピーカー同士の相互干渉で発生するノイズを低減し、より透明感のあるきめ細かな音で再生します。

7.マルチイメージドライバー「MID-X」による統合画像処理
DRC高画質化されたNTSC映像をハイビジョン映像と同じ走査線1125本で処理する統合画像処理回路「MID-X」を搭載。高画質の精度を高めた上、デジタルハイビジョン映像を含む、周波数の異なる映像を2画面/マルチ画面で再現できます。

8.「シネマドライブモード」搭載
フィルムソースから2-3プルダウン方式でビデオ信号に変換された映像ソースを自動的に識別。最適な信号処理を行うことで、より忠実でなめらかな動きの映像を再現します。

9.デジタルチューナーを簡易操作できる「デジタルチューナー簡易コントロール機能」
ソニー製デジタルチューナーと、コントロールS端子で接続し、電源の連動やチャンネル切換などチューナーの基本操作が、付属リモコンで簡単に行えます。

10.その他の主な特長
・ より鮮鋭度の高い映像を実現する「セパレート方式高圧レギュレーター」搭載
・ 外光の管面反射を大幅にカットする「AR.tスクリーン」で見やすい画面
・ 地上波のゴーストを低減する「ゴーストリダクション」機能
・ 省資源タイプの「6角型梱包材」を採用
・業界最高水準のスタンバイ時電力0.01Wなどの低消費電力設計



●主な仕様



KV-36DZ950KV-32DZ950
対応信号1125i,750p,525p,525i
ブラウン管スーパーファインピッチFDトリニトロン管 102度偏向
36型(16:9)
スーパーファインピッチFDトリニトロン管 102度偏向
32型(16:9)
受信チャンネルVHF:1〜12ch UHF:13〜62ch CATV:C13〜C35 BS:1,3,5,7,9,11,13,15
映像部地上波ダブルチューナー、BSチューナー、ゴーストリダクション、ディテールエクストラクター(三次元Y/C分離回路)
音声部音声多重回路、音声実用最大出力(JEITA準拠):スコーカー+ツイーター5W×2、ウーファー14W
入出力端子
(TV部)
ビデオ入力 4系統4端子(S映像入力3系統3端子) 、コンポーネント入力3系統3端子 (D4映像入力2系統2端子)、AVマルチ入力端子(RGB/Y色差)1系統1端子 BS/ビデオ出力 1系統1端子、ヘッドホン端子、コントロールS入出力端子
入出力端子(BS部)AFC入力、検波出力、ビットストリーム出力
定格消費電力255W(スタンバイ時0.01W)235W(スタンバイ時0.01W)
年間消費電力量318KW・h/年290KW・h/年
質量約89.8Kg約68.8Kg
外形寸法〔cm〕936×710×591(幅×高さ×奥行き)838×659×553(幅×高さ×奥行き)
付属品多機能リモコン『RM-J245』
別売専用スタンド『SU-36DZ』(36インチ用)オープン価格『SU-32DZ』(32インチ用)オープン価格



※お客様からのお問い合わせ:
ソニーマーケティング(株)お客様ご相談センター
0570-00-3311(ナビダイヤル)、03-5448-3311(携帯電話・PHSからのお問い合わせ)/TD>
※ソニードライブ URL http://www.sony.co.jp/SonyDrive