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Feature Design PIIQ & Jienne
Feature Design PIIQ & Jienne

女性の『好き』を、ギュッと凝縮

深松:“Jienne”(ジェンヌ)は、女性向けにデザインした新しいヘッドホン・シリーズです。女性はかわいいもの、美しいもの、トレンドアイテムにも敏感に反応します。その一方、好みは千差万別。その日の気分や出かける場所、一緒にいる相手によっては、スタイルもモードも変わるため、とても類型化できるものではありません。そんな女性特有の感受性の広がりや、特権的な欲張りな一面を、何とかデザインに落とし込みたいと考えました。

そこで採用したのが、レイヤーデザインです。女性はスタイリングや着こなしで自分を演出します。洋服の重ね着や、リングの重ねづけなど、コーディネイトも楽しみます。そこにヒントをもらい、異なる素材や色を重ね合わせることで、「カワイイ」を表現するデザインにいきついたのです。今回はCHIC(シック)とPOP(ポップ)という、2つのスタイルをご用意しました。

“Jienne CHIC”は、ジュエリーやレースといった、繊細なモノづくりのマインドを採り入れたものです。リング上のパーツにはジルコニアをあしらったもの、クリスタルカットをほどこしたもの。女性の大好きなジュエリーやコスメの持つキラキラした世界をカタチにしようと試みました。

一方の“Jienne POP”は、スイーツの持つ幸福な世界観にインスパイアされたものです。たとえばケーキでも、女性は生地やクリームを何層も重ねた、見た目も美しい一品を喜びます。“Jienne POP”は、キュートでビビッドな色のスライスをギュッと固め、仕上げにトップコートでグロッシーに仕上げた、キャンディーのようなフォルムにまとめました。

手に取ってよく見ると、色ごとに微妙な仕上げの違いが楽しめるのも、このデザインの魅力です。 各色に合わせたコードはもちろんのこと、コードスライダーとプラグにも、それぞれのスタイルに合わせたデザインモチーフを採用しています。 “Jienne CHIC”はダイヤカット、“Jienne POP”はハートのデザインを施しています。手に取って、細部までデザインを楽しんでもらえる。このヘッドホンが女性達のお気に入りアイテムのひとつになれればいいな。という狙いです。

ここが、次のモノづくりへの出発点

湯山:ご覧の通り、“Jienne”には、従来の定番カラーを用意していません。理由はカンタンで、イメージにそぐわないからです。たとえば“Jienne CHIC”はジュエリーの世界観ですから、そこにない色は最初から加えるつもりはありませんでした。キャンディーのような“Jienne POP”も、過激でハードな色は控えています。

CHICとPOPそれぞれ12色を揃えましたが、これは選べる楽しさを入れたかったから。たとえばジュエリーでも、高価なものをひとつ手に入れ、いつも身につけるより、手頃なものを上手に取り入れて、気分によってコーディネイトを楽しみたい女性は少なくないでしょう。そんな気軽におしゃれを楽しむ感覚を、ヘッドホンにも反映させたかったのです。

さらに、パッケージにもこだわりました。この価格帯のヘッドホンは、テレビCMや雑誌広告で紹介される機会がほとんどありません。そのため、パッケージがユーザーとのタッチポイントであり、ショーケースにもなるからです。“Jienne CHIC”はジュエリーのように面を多用し、光の反射を利用してきらびやか、かつ上品な雰囲気を演出しています。“Jienne POP”は、パッケージの中にラッピングのような細工をほどこし、ユニークさとかわいらしさを表現しました。

“PIIQ”も“Jienne”も、まだ生まれたばかり。何より、ユーザーの気分をアゲるということがヘッドホンの重要な使命と考えているので、音質はもちろん、スタイルも同じ位重要と考えています。そんな私たちにとって、今回の製品はリリースがゴールなのではなく、新しいスタートラインなのだと思っています。

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