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VAIO® Tap 20
VAIO® Tap 20
[ 2012.12.3 up ]

コミュニケーションが生まれる、新しいPCのカタチ

マルチタッチという新しい機能が加わったWindows® 8。その発表をきっかけに、ソニーが新たに開発したVAIO®は、パーソナルコンピューター(PC)=個人のものという今までの概念を覆し、家族みんなで楽しめるPCでした。コミュニケーションのきっかけをつくるものとして、これからのPCの在り方を再定義したVAIO® Tap 20。新しいホームPCのカタチがここにあります。

清水 稔
清水 稔
ソニー(株)
クリエイティブセンター
統括課長
上原 光博
上原 光博
ソニー(株)
クリエイティブセンター
デザイナー
Emmanuelle Choteau
Emmanuelle Choteau
Sony Europe Limited
デザインセンター・ヨーロッパ
デザイナー
入矢 真一
入矢 真一
ソニー(株)
クリエイティブセンター
チーフアートディレクター
庄司 友紀
庄司 友紀
ソニー(株)
クリエイティブセンター
デザイナー

PCの在り方を一から考える

清水

清水:Windows® 8の大きな特長は、マルチタッチ機能が新たに搭載されていることです。10点タッチによる操作機能が加わることで、モニターを見ながらマウスで操作する従来のものとはPCとしての在り方が明らかに変わってきます。まず画面に指やペンで直接触って操作するためにモニターとの距離感が変わりますし、さらにタッチする際の画面は垂直の方がいいのか、傾いていた方がいいのかなど、考えられる形態もひとつとは限りません。つまり"触れる"という身体性に関わる要素がデザインする上でとても重要になってきます。またそれとは別に、最近ではアプリケーションの多様化も進み、PCが必ずしも"パーソナル(個人的)"なものではなくなりつつあります。

タッチによる触覚的な要素と、複数の人で共有するという要素が加わることで、PCの使い方が変われば、PCの価値もまた変わるはずだというのがデザインチームの直感でした。その新しい価値を備えたVAIO®とはどう在るべきか。そこをさらに深堀りしてカタチにしていこうというのが、このプロジェクトのきっかけになっています。

新しいユースケースを導き出すため、開発の初期段階からマーケットをしっかり見据えたユーザーシナリオを徹底的に洗い出すことにしました。そこで、シナリオの立案とビジュアル化を、デザインスキームが確立されているデザインセンター・ヨーロッパとコラボレーションして進めています。ヨーロッパのデザイナーたちとブレスト段階からストーリーを共有し、ユーザーシナリオを逐一ビジュアル化することで、そのシナリオの良し悪しをひとつずつ検証するという作業を重ねました。

VAIO® Tap 20

フルフラットという新しい価値観

Emmanuelle

Emmanuelle:例えば、昼間はスタンディングポジションでキーボードを使って仕事をして、ちょっと休憩したくなったら画面を傾けて、くつろぎながらタッチでコンテンツを楽しみ、夜になったら子どもと画面を囲んでゲームをする。そんな風にさまざまなユーザーシナリオを考えて、最終的には30〜40以上のユースケースをビジュアル化しました。その過程で、シーンに合ったベストなPCの形態というものも見えてきました。

清水:さらに、複数人でPCを使うシナリオを模索しているときに手がかりとなったのが、テーブルの上に雑誌を広げて、それをみんなで囲みながらおしゃべりをしているシーンでした。この平面上でのコミュニケーションをVAIO® Tap 20でも再現できないかと考えたときに、導き出されたのがフルフラットという形態でした。

上原:今までのような垂直に自立するだけのモニターでは、マルチタッチ機能を十分に生かせないというのもフルフラットを取り入れた理由です。みんなでタッチして使おうとしたとき、垂直に立ったままだと本体の向きをタッチする人の方にわざわざ変えなければいけませんが、フルフラットだとお互いに手が届きやすく、フレキシブルに使えますから。

清水:ただ、このフルフラットでの使い方については懐疑的な意見もありました。今まで立てて使っていたPCを、本当にフラットにして使うのかと。その固定概念を振り払うきっかけとなったのが、フロアにフラットな状態で置いたPCを、まるでボードゲームをするかのように家族や友人で囲んで楽しむ様子を描いたビジュアルでした。そのシーンには今までになかったユーザーの姿があり、PCを通してリアルなコミュニケーションが生まれるという新しい価値観をまさに体現していました。そこからフルフラットにする機構がVAIO® Tap 20には必要なのだという確証を得ることができました。

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