WALKMAN® NWD-W270 series
WALKMAN® NWD-W270 series
[ 2013.3.26 up ]

陸上から水中へ、フィールドを越えた新しい音楽体験

1979年の誕生以来、好きな音楽をいつでも、どこでも、気軽に楽しませてくれる“ウォークマン”。その進化は、ついに水中での音楽体験へとたどり着きました。これからはジョギングするときはもちろん、泳ぐときさえも、好きな音楽と一緒に楽しめます。またひとつ自由になった“ウォークマン”Wシリーズが、新しい音楽体験の扉を開きます。

飯嶋
飯嶋
ソニー(株)クリエイティブセンター
統括課長
森本
森本
ソニー(株)クリエイティブセンター
プロデューサー/デザイナー
福馬
福馬
ソニー(株)クリエイティブセンター
デザイナー
河合
河合
ソニー(株)クリエイティブセンター
プロデューサー/シニアデザイナー
松田
松田
ソニー(株)クリエイティブセンター
デザイナー

常識を捨てて、限界を越える小ささに

飯嶋

飯嶋: Wシリーズはスポーツをしながら音楽を楽しむことに特化した“ウォークマン”です。現行モデルが3世代目になっていたこともあり、スポーツ用の“ウォークマン”のデザインとしては既に完成度の高いものになっていました。大きさについてもこれ以上小さくすることは難しく、どのように進化させるべきかが大きなポイントでした。そこで、もともと防滴設計になっていることに注目し、防滴性能をさらに高めることで音楽を聴きながら水泳もできるようにしたら面白いのではないかと考えたのです。そんなとき、トライアスロンを始めた商品企画の担当者もプールでのトレーニング時に音楽を聴きたい、というアイデアが生まれたということで、プロジェクトを検討することになりました。

実際のプールで試作機の試聴をしてみると、音楽の聴こえ方が想像以上に面白い。たとえば普段プールではBGMが流れていても、水の中に潜ってしまうと聴こえなくなってしまいます。しかしWシリーズを装着すると、個人的な意見ですが、水の中も外も同じ一定の音楽の聴こえ方がしました。それは今までにない不思議な感覚でした。そのときに、これはものになると確信しましたね。

正式にプロジェクトが始動することになったとき、デザイン担当を森本にすることはすぐに決まりました。というのは、森本はヘッドホンデザインの経験が豊富であるのに加え、元水泳部だったからです。これは冗談などではなく、実際にその体験を深く理解している人間かどうかでデザインは大きく変わってきます。

森本

森本:実は高校時代の部活中に、水中で音楽を聴けたらいいなというのはずっと思っていたことでした。ですから自分が欲しかったものをデザインできるというのは非常に意欲がわきましたね。しかし実際にプールでのフィールドテストを重ねていくと、いくつかの問題点が見つかりました。まず一番の障壁となったのは、やはり大きさです。現行モデルの大きさでも十分小さいものの、泳いでいるとどうしても水の抵抗を感じてしまいます。しかしボディ内部は既にミニマムで、これ以上小さくできない状態でした。

飯嶋:電池を小さくすることも考えたのですが、それだと持続時間が短くなってしまいます。そこで、もう一度内部構成を見直したときに着目したのがマイクロUSB端子でした。マイクロUSB端子は充電したり、音楽を取り込んだりと、とても汎用性が高いので、これまでWシリーズでは当然のように採用してきました。しかし本当にマイクロUSB端子でないといけないのか。そこに絶対不可能と言われていた小型化へのブレイクスルーが隠れているのではないか。非常に悩んだ上で今回のWシリーズはUSB端子ではなくオリジナルの特殊端子を採用しています。結果的に体積にして前モデル(NWD-W263)比約30%も減り、水泳に適した大きさまで小さくすることが可能となったのです。

WALKMAN® NWD-W270 series

世界中の人にフィットするものを目指して

他にもフィールドテストでさまざまな課題を見つけては、ひとつひとつクリアをしていきました。たとえば、ネックバンドについては最適な形状と長さを見つけるのにとても苦労しました。今回のWシリーズは当然ジョギングするときも使用するものなので、走っていてもネックバンドが邪魔にならないようにする必要があります。それに加え、泳いでいるときも水の抵抗を受けてブレてしまうことがない形状を考えなければなりません。さらに頭の大きさは性別や人種によってもさまざまなので、ワンサイズで世界中の人にフィットするものを目指すためには最適な長さを慎重に決める必要がありました。

WALKMAN® NWD-W270 series

フィールドテストでの様子

どの長さならより多くの人にフィットするのか。それを調べるために、ソニーのサンディエゴ支社に併設されたスポーツジムで実際にいろいろな人種の方に装着してもらい、装着感についてヒアリングをしました。こうしてネックバンドの長さや形状を吟味してようやく今のものにたどり着きました。さらに、最終的には調整バンドも付属することで、できるだけ多くの人にフィットするように配慮しました。

※水深2mまでのプールの中でのスイミングでご使用いただけます。使用施設のルールに従ってご使用ください

※スイミングでご使用の際、イヤーピースが耳に密着していないと隙間から水が入り、音が聞こえにくくなることがあります。左右適切なサイズのイヤーピースをお選びいただき、しっかりと装着してください。水が入った場合には、耳に入れる部分を下にして5〜10回程度もう片方の手のひらに、軽くたたくように当てて水を抜いてください。それでも改善しないときはイヤーピースを外したうえで、本体を乾いた布にさらに5〜10回程度軽くたたくように当ててください

※周囲の音が聞こえないと危険な場所では使わないでください(踏切りや駅のホーム、車の通る道、工事現場など)。自動車やバイク、自転車などの運転中、海や川などでの遊泳中は使わないでください

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