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Life Space UX ニュース

空間そのものを活用して体験を創出する「Life Space UX」。
ソニーはさまざまな活動を通して、その体験の場を提供しています。

Life Space UX

音楽フェスにおけるリラックス空間とは?(後編)

[ Report ] 2016.07.22

ニュータイプなフェス体験!グランピングエリアに、グラスサウンドスピーカーを設置。

TAICOCLUBの新たな音体験を探るリサーチ機関「TAICO Lab.」とLife Space UXがコラボレーションし、グラスサウンドスピーカーを体験するエリアを二つ設けました。今回の記事では、グランピングエリアに置かれたグラスサウンドスピーカーについてご紹介していきます。(前編はこちら

新たなアウトドアスタイルとして、現在注目されている「グランピング」。6月4日〜5日、長野県木祖村こだまの森で開催された野外音楽フェスティバル『TAICOCLUB'16』にも、グランピング特設エリアが登場。スイートルームやバーにグラスサウンドスピーカーを提供し、音にもこだわった「くつろぎ空間」を演出しました。

グランピング特設エリア
グランピング内のくつろぎ空間

まるでホテル!?アウトドアの新たな楽しみ方

Glamorous(グラマラス)なCamping(キャンピング)で、Glamping(グランピング)。キャンプサイトのサービスをホテル並みにアップグレードする試みで、近年のアウトドアシーンではその名を知られ始めています。今年のTAICOCLUBでは、特設ステージの裏側へ少し歩いたところに、グランピングエリアが設営されました。それをプロデュースするのは、グランピングを通した場づくりの運営を行う「Campfire Hotels」。

ホテル並みの室内

まず特筆すべきは、その立地。特設ステージから徒歩で2分足らずという好条件でありながら、就寝の際には全く音が気になりません。ホスピタリティも行き届いており、グランピング利用者にしか受けられないサービスも多々ありました。宿泊者専用のバーやトイレに加え、キャンプファイヤーを囲むエリアまで完備。音楽ファンにとっては天国のような環境です。

宿泊者専用のバーの様子

利用者限定、アーティストの生ライブも!

なんと今回はグランピング利用者のためだけのアーティストの生ライブが行われました。この日登場したのは、シンガーソングライターのMichael Kanekoと、Furukawa Sarahの二人。最初にMichael Kaneko、次に二人の対バン形式という二部構成でした。オーガニックな歌声が夜のグランピングサイトに響き渡り、時間を忘れてしまうような贅沢な時間が流れていました。

このとき、グラスサウンドスピーカーはライブスピーカーとしても活躍。Michael Kanekoさんが歌っている中、一部の音楽はグラスサウンドスピーカーから流されました。優しいヴォーカルと、滑らかなアコースティック・ギターの音色が絶妙に溶け合う中、やわらかな光を放ち、やわらかい雰囲気に包まれました。

Michael Kanekoのライブシーン
音色が絶妙に溶け合う贅沢な時間

実際に宿泊されたお客さんにお話を伺うことが出来たので、そちらの模様もお届けします。
まずは、普段からキャンプに行かれることの多いという、こちらのみなさん。

宿泊利用者へインタビュー3人

― 野外フェスやライブにはよく行かれるんですか?

「年に1、2回は行きますね。特に決まったフェスに行くわけではないんですけど、毎年それぐらいは行ってます。僕たちにとってはキャンプも大事なので、キャンプができるフェスに参加しています。」

― なぜ今回はグランピングを?

「単純に楽だからですね(笑) 僕らはよく山にも登るんで、フェス以外にもキャンプをする機会はあるんです。最近は『グランピング』っていう言葉をよく見かけるようになりました。いつか体験してみたいと思っていたところに、今回のTAICOCLUBで体験できることを知りました。。『フェスでグランピング』っていうのは聞いたことなかったんで、『これは今だろう!』と。実はTAICOCLUB自体初めてだったのですが、ゆるく楽しめましたね。雨もさほど気になりませんでした。」

― 実際に宿泊してみて、何か発見はありました?

「普通のキャンプって、やっぱり大変じゃないですか。準備もあるし、組み立てに時間もかかるし。それはそれでキャンプの醍醐味ではあるんですけど、グランピングみたいにひたすら贅沢なアウトドアもアリだなと。そうすると、『豪華な演出をどこまで出来るか』みたいなところでも頑張れますもんね。・・・なので、あのスピーカーください(笑) 僕ら、上でも体験(同日、Life Space UXはTAICOCLUB会場内にグラスサウンドスピーカーの体験エリアを設営)してきたんですけど、あれメッチャ良いですね。そういう演出のためのインテリアにもなるし、あのスピーカーが一台置いてあるだけでだいぶ変わりますよね」

「キャンプの新しいカタチ」として、グランピングを解釈されているようでした。次々に新たなキャンプグッズが開発される昨今、アウトドアにも安らぎや高級感が求めらているようです。あくまで「アウトドアの楽しみ方が損なわれない程度に」という前提があるのも、重要なポイントかもしれませんね。

続いて、お友達と二人でいらしたという、こちらのお客さん。

宿泊利用者へインタビュー2人

― 「ホテル感覚でキャンプへ」というコンセプトを、最も体現してらっしゃる方だと思いました。お荷物少なそうですね。

「少ないです(笑) 野外慣れしてるわけではないので、だいぶ助かりました。グランピングは今回が初めてだったのですが、あまりに居心地が良くてずっとテントの中にいました。ライブを観られたのは、目当てだったサカナクションと、Oneohtrix Point Never(ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー)ぐらいですね(笑)。」

― 一晩泊まってみて、如何でしたか?

「色々と便利でした。特に、利用者用のバーがあるのはとても助かりました。並ばずに買い物が出来るのは良いですね。それから、テントのアイテムがすごくオシャレです。木のライトをキャンドルっぽく装飾してて、カワイイと思いました。私はあまりそういうのにこだわらないんですけど、これには惹かれちゃいましたね。」

番傘がオシャレなこの方は、普段はレイヴ系のイベントに行かれるとのことでした。。先のお三方同様、フェスにはかなり慣れているようでした。「本当に必要最低限の物しか持って来なかった」とのことです。

インタビューさせていただいた方々以外の人たちも、それぞれグランピングを楽しんでいるようでした。家族連れのお客さんも多く、様々な層がこのサイトを利用していました。まだまだ認知度の低いグランピング、今後は「音楽フェスの新しい楽しみ方」としても、広く知られてゆきそうです。

光と音に包まれた豊かな時間、グランピング

やわらかい光と音に包まれ、豊かな時間を過ごせるアウトドア体験のグランピング。音楽フェスやキャンプのシーンで、今後人気になっていくのではないでしょうか?みなさんもぜひ体験してみてくださいね。

TAICOCLUB'16 グランピングエリア

日時:2016年6月4日〜5日
会場:長野県木祖村の「こだまの森」

企画協力

VOLOCITEE Inc.