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50年前のパッケージ
  • 50年前のパッケージ
テレビの某鑑定番組の影響もあってか、今でこそ陶器にしろ、ブリキのおもちゃにしろ、「箱付きは高額」というのが常識となっている。とはいえ、その昔は将来そんなことになるとは夢にも思っていなかったはずで、商品のパッケージは購入後遠からず処分される運命にあったはずである。だからこそ現在、貴重品として珍重されるということになる。

  • TR-55とそのパッケージ。黒が印象的。セピア色の写真はTR-55の発表会の風景(1955年7月28日)。
ところで、ソニーのラジオの歴史は2005年で半世紀を迎えた。最初のトランジスタラジオTR-55が発売されたのは1955年。このラジオの本体については、社内に現物が保存されている。また、これまで雑誌や書籍などでソニーの歴史が語られる時に必ず写真が掲載されるので、ご存知の方も多いと思う。
そんなTR-55の「パッケージを持っている」というお客さまが現われ、このほど寄贈したいという申し出があった。本体はおなじみでも、パッケージとなると、これまで現物はおろか、写真でも一度も見たことがない。当「タイムカプセル」としてもいったいどんなパッケージなのか、興味津々で到着を待った。

 結果は…な、なんとモダンな! 多少経た年月の長さを表面に刻んではいるものの、50年前ということを考えれば、非常に斬新なデザインではあるまいか。本体に比べやや大きいのはキャリングケース、イヤホン、アンテナコードが付属していたからであろう。
当時の社名は東京通信工業だが、このTR-55から「SONY」のブランド名を採用。パッケージにも最初の角型のソニーマークが入っている。

さて、このパッケージ、あなたにはレトロに映るか、それとも新鮮に映るか?
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