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カラー写真で見るモノづくりの“源流”
  • カラー写真で見るモノづくりの“源流”

  • 1954(昭和29)年のテープレコーダーの製造現場
 2005年の新体制発足にともない、新社長の中鉢は「エレクトロニクスビジネスの復活」を期して、全社活動方針「3つのコーポレートイニシアチブ」(*)を掲げた。ソニー発展の原動力となってきたのは“モノづくり”である。エレクトロニクスビジネスの復活は、その“モノづくりの復活”であると言える。

 今回はそのソニーのモノづくりの“源流”を記録した1枚のカラー写真をご覧いただきたい。1954(昭和29)年のテープレコーダーの製造現場のカラー写真である。この時期のカラー写真は貴重である。生産されているテープレコーダーは「TC-301」。本格的な家庭への普及をめざした小型機種で価格は49,000円(4年前に発売したG型は16万円)。この5万円を切るテープレコーダーの出現で廉価な商品の大量生産が始まったのである。写真はその量産ライン。開発、設計を経て、モノがいよいよカタチになる場所である。向かって右側の電気部分、左側の機械部品がそれぞれ流れ作業で組立てられ、中央で合流して完成品となる。

 現在からすれば、家内工業的手づくり生産といった趣で、まさに隔世の感を禁じえない光景ではある。しかし、そこには静かな活気が漂ってはいないだろうか。つくった製品が完成品として積み上がっていく達成感、そしてそれがお客さまのもとへ届くという満足感。時代が移り現場の風景も一変した。しかし、製造に限らずこうした現場の空気は途絶えることなく続いてほしいと思う。

*3つのコーポレートイニシアチブ=お客さまの視線に立った商品企画による「商品力強化」、「技術力の強化」、「現場力の強化」

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