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1960年、ソニー・アメリカ設立
  • 1960年、ソニー・アメリカ設立

  • 創業当時のソニー・アメリカのオフィス。左手前は当時海外との通信手段として活躍した“テレックス”。
  • ニューヨーク5番街にあったショールーム。
    ニューヨーク5番街にあったショールーム。
 今から50年前の2月、米国ニューヨーク。凍てつくような寒さの中で、数人の作業服姿の男たちが必死になってトランジスタラジオをトラックに積み込んでいた。その中にはファウンダーの盛田の姿もあった。
 1960年2月15日、ソニーは米国に全額出資の現地法人ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカ(Sony Corporation of America 通称SONAM〜ソナム〜)を設立した。トランジスタラジオの人気がアメリカで高まっていくにつれ、この大市場に自らの手で販売網を築き、セールスはもちろんアフターサービスまで手がけることが、ソニーブランドのさらなる飛躍につながると信じたからである。冒頭の光景は、それまで契約を交わしていた代理店の倉庫から3万台のトランジスタラジオを引き取る作業だった。作業は前日の午前中から翌朝の4時まで続いた。その量はトラック数台分にもおよんだ。いわばこれがソニー・アメリカとしての初仕事であったわけだ。
 本社をブロードウェイ514番地に構えた。ソニー自体ができてわずか10数年。ニューヨークに連絡事務所を置いてからわずか2年半しか経っていなかった。盛田はこの米国進出を時期尚早とは思いつつも、好機は自らつかむものとの信念で決断した。
 そして2年後の1962年、ソニーは同じニューヨークの5番街にショールームをオープン。1日に数千人が詰めかけるという盛況ぶりであった。そのショールームの入り口にはアメリカ進出の成功を祝うかのように日章旗と星条旗がはためいていた。
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