経験者採用

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  • プロフェッショナル・ソリューションの仕事。それは、世界を変える商品に挑む、真剣勝負の世界。
  • 越後谷 俊太
    入社:2007年
    所属:
    プロフェッショナル・ソリューション事業本部
    コンテンツクリエーション・ソリューション事業部 1部
  • 岡橋 豊
    入社:2004年
    所属:
    プロフェッショナル・ソリューション事業本部
    コンテンツクリエーション・ソリューション事業部 マーケティング部
  • 兼村 聡
    入社:1986年
    所属:
    プロフェッショナル・ソリューション事業本部
    企画マーケティング部門
  • 高橋 祐一
    入社:2000年
    所属:
    プロフェッショナル・ソリューション事業本部
    ビジュアルプレゼンテーション・ソリューション事業部 光学機構技術部
  • 増田 朋矢
    入社:2008年
    所属:
    プロフェッショナル・ソリューション事業本部
    ビジュアルプレゼンテーション・ソリューション事業部 企画部

Keyword ①:世界初・世界一要求水準が限りなく高く、妥協ゼロの世界を乗り越えた先に、世界初の商品が生まれる (兼村)

兼村:ソニーは、コンスーマー向け製品 (以下B to C) 以外にも、放送機器やディスプレイ、プロジェクターといったプロフェッショナル向け (以下B to B) の事業で大きな存在感を発揮しています。
私のビジネス経験を例にお話しすると、最も印象に残っているのは15年前に手がけた世界初のデジタルシネマカメラ「HDW-F900」。開発の発端は、あのジョージ・ルーカス監督からソニーへの直接のオファーでした。「スター・ウォーズ エピソード2」をデジタルで撮りたいのだと。当時は、フィルムをデジタルにするなど技術的に不可能と言われていた時代。そして、世界最高峰のハリウッド映画の現場は、技術に対する要求水準が限りなく高く、妥協ゼロの世界。そんな中、エンジニアとともにルーカスフィルムに何度も足を運び、試行錯誤を重ね、お客さまの厳しい要求に世界初の技術を結集して応え、まだ世の中になかったデジタルシネマカメラを生み出した……といった経験があります。
このようにB to B事業では世界初・世界一にこだわり、常に他にない "ぶっちぎり" の商品を世に送り出すべく、開発を前進させています。増田さんも最近、世界初に挑戦されたそうですね。

増田:はい。私は大型ディスプレイの商品企画を担当しているのですが、ソニーがB to Bで実現していた4K大画面の技術を、世界で初めてハイエンドの家庭向け4Kプロジェクター「VPL-VW1000ES」で応用することに成功しました。

兼村:増田さんのようにB to Bの技術を活かすハイエンド向け商品も、私たちB to B事業で扱っています。ただしB to Cと違うのは、ハイエンドユーザーをお客さまとして、技術的な要望を突き詰めて、新しい世界を提示していくところですよね。
増田:そうですね。ハイエンド商品を求めるお客さまには、最先端のソニーの技術に期待している方がたくさんいて、高価格でもご購入いただけると予測できました。AV機器などの大きな展示会を通して、そうしたユーザーと徹底的に対話を重ね、技術的な課題も突き詰めました。その結果、北米で発売すると、その美しく鮮明な画面が瞬く間に評判になり、波及的に世界中に広まっていきました。今では、ソニーの4Kプロジェクターは世界中で大変評価されています。

Keyword ②:プロの道具お客さまが次に求めているものを先回りして提供するために、技術の障壁を乗り越える面白みがある (越後谷)

兼村:B to Bの特徴の一つに、それが「プロの道具」だということがあります。たとえば放送の現場では「この操作ボタンは軽いタッチでは具合が悪い」「カメラを担いだとき手を離してもバランスが取れなければいけない」など、操作性について、きめ細かい条件が要求される。越後谷さんは、この操作性に関してユニークな挑戦をしたそうですね。
越後谷:私が電気設計を担当しているのは、ビデオスイッチャーのコントロールパネル。主にテレビの制作現場でさまざまな映像・VTRの画面の切り換えを行うときに使う、大きいものだと畳一畳ほどもある操作卓のことです。これはノウハウの塊で、操作性についても常にお客様のフィードバックを元に追究していますが、まだまだ改善点は尽きないですね。ある時、パネル前の狭いスペースに複数の放送技術者が窮屈そうに座って操作している姿を見て思ったのが、もっと快適に使える方法はないかということ。そこで、一体型が常識だったコントロールパネルをブロックごとに分離することを考えついたのです。

兼村:コントロールパネルは1枚に機能が集約されていて、すべてが連携しているから、普通は分離するなんて発想はしない。技術的に難しいのは目に見えていますからね。

越後谷:分離すれば、電気的にもメカ的にも制御するソフトウェア的にもすべてに影響が出るので、技術的な障壁は高い。それでもお客さまが次に求めているものを先回りして提供することにこそ、B to Bのエンジニアとしての面白みがある。B to Bの部隊は最初から無理だと決めつけないで、アイデアを受け入れアドバイスしまかせてくれます。一つひとつメリットを論証していくことで納得してくれるので、やりがいがありました。

Keyword ③:マーケット開拓 レーザー新光源の開発成功をきっかけにビジネスが拡大。
お客さまとの真剣勝負の中から一緒につくりあげていく喜び (高橋)

兼村:一つの技術的ブレークスルーが、やがて新たな用途のB to B展開につながっていく。高橋さんは今の部署で、そんな経験をしているエンジニアの一人ですよね。
高橋:はい。主に教室や会議室で利用される業務用プロジェクターの設計・開発を行う中で、レーザーを使用した新光源の開発に成功し、さらに業界初の高輝度レーザープロジェクター「VPL-FHZ55」の商品化に成功したことで今、新たな用途に広がりつつあります。40秒ほどウォーミングアップが必要だった従来のランプ光源モデルと違い、レーザー光源モデルはわずか6秒で点灯し、しかも360度、どんな角度に投写しても、高品質の画像が得られます。そのため、これまでの大きな制約から解放され、教室や会議室のみならず、アミューズメントパークや美術館など高品質の画像が求められるマーケットへ、ビジネスが拡大しています。

兼村:新しいマーケットとなれば、相対するお客さまも変わってきますよね。

高橋:ええ。話をすると私たちの知らないことが多くあり、その過程ではお叱りや厳しい要求もありますが、私たちの商品はお客さまにとっても商売道具ですから、それは当然のこと。

兼村:まさにそう。これはB to B事業の根幹です。お客さまも自分の仕事の成否が、導入する機材にかかっているから真剣勝負なわけです。だから、困っていることをすべて吸い上げてお客さまと一緒につくり上げ、その商品を持っていけば、お客さまが喜び感動してくれる。このダイレクトな反応こそB to Bの醍醐味ですね。

高橋:緊張感は大きいですが、それだけ重要なものをつくっているという充実感があります。

Keyword ④:トレンドをつくる 4K放送の現場の多くが、ソニー製の4Kカメラに。業界の先頭にいるからこそトレンドを生み出せる (岡橋)

兼村:私も、「世界で最初の最高のものをつくってほしい」と言うルーカス監督や、大勢の有名監督の期待に応え、期待以上のデジタルシネマカメラを世に出してきたという自負がある。岡橋さんは今、私のその使命を受け継いで頑張っています。
岡橋:兼村さんを乗り越えるために日々奮闘しています(笑)。その一つの大きな成果は、2011年に発売したデジタルシネマカメラ「F65」です。これは4Kという言葉がまだ世の中に浸透していなかった時代に、4Kのみならず8Kまでを視野に入れて新開発したイメージセンサーを搭載。4Kを超える制作まで活用できる最高峰の画質を実現したデジタルシネマカメラです。

兼村:映画業界に刺さる商品をつくるためには業界の動向をつかむべきということで、岡橋さんにハリウッドに来てもらい、一緒に映画芸術科学アカデミー協会を訪ねましたね。

岡橋:アカデミー協会の方々をはじめ映画業界の関係者やカメラマンとディスカッションを継続的に行っています。かれらに直接コンタクトしてニーズを探り、生みの苦しみを味わいながら開発を進めました。その結果最高峰画質の4Kカメラを実現させ、爆発的に普及。今では4K放送制作の現場の多くで、ソニー製の4Kカメラが使用されています。4Kの映像制作において、多くの独自技術を有するソニーだからこそできた挑戦だと考えています。世界の放送の現場で主流となっている4Kのトレンドをいち早く先導し潮流を変えるような、次の商品の夢も描いていく。引き続き、メーカーとして業界を牽引すべく責任を果たしていきたいですね。

Keyword ⑤:お客さまに会える 答えはお客さまの中にある。そのダイレクトなスピード感がB to Bの生命線 (兼村)

兼村:みなさんの話を聞いていて感じるのは、お客さまとの距離がとても近いこと。話を直接聞けるのはB to Bの醍醐味の一つです。商品企画はもちろん、エンジニアもお客さまと話す機会が非常に多いですね。

増田:私たち商品企画がエンジニアを連れていくと、お客さまが非常に喜ぶんです。相手も技術のプロ、うちのエンジニアも技術のプロですから、プロ同士すぐに信頼関係が生まれる。ソニーのエンジニアは尊敬されていると感じます。

高橋:何を言われるかわからないから、内心はドキドキしてますよ(苦笑)。でも、技術的な話で盛り上がってくると、いつの間にか前のめりになっている。それがエンジニアの性です。

越後谷:放送局の現場などに行くと、その度に必ず得るものがあります。それを積み重ねていくと、ある話のところで「なるほど」と腑に落ちるんです。すると目の前の要求だけでなく、もっとその先のニーズが見えてくる。それをカタチにしていくのが私たちB to Bエンジニアの仕事だと思っています。

兼村:商品企画とエンジニアの関係はどうですか。意見がぶつかり合うことも多いと思うけど……。

岡橋:ぶつかり合うこともありますね。たとえばエンジニアがたまたま行ったときに聞いた話が、そのエンジニアにとってのすべて、課題のすべてになってしまうような……。そこで、商品企画なりマーケティングがエンジニアと議論し、たとえぶつかり合ってでも軌道修正していくことも必要です。

兼村:商品企画とエンジニアは、とことん意見をぶつけ合っていいんですよ。そして議論の場では上下なし、「さん」づけでどんどん言いたいことを語り合う。そうしたフラットで実力主義な風土がソニーにはある。だからとことん議論できるんです。で、どこまでいっても平行線なら「じゃぁ、お客さまのところに行こう」となれる。答えはお客さまの中にあるんですから。そういうダイレクトなスピード感がB to Bの生命線ですね。

Keyword ⑥:仕事のダイナミズム 商品企画にも意思決定のスピードにも「ソニーらしさ」がある。
求められるのは「何がやりたいのか」という自らの意志 (増田)

兼村:最後に、ソニーにおけるB to Bのダイナミズムをうかがいましょう。増田さんはこのメンバーで唯一、経験者採用での入社だけど、他社を経験されていてどうですか。

増田:実は前職の電機メーカーでやりたかったことを、ソニーがすでに実現していたことが転職の大きなきっかけでした。それは、製品ラインナップに、「ソニーらしさとはこれだ」という一貫したこだわりがあること。商品企画に自社のアイデンティティを入れられることに可能性を感じたのです。

兼村:確かに。映画界の名だたる監督たちをはじめ、世界中の多くの映像系のお客さまが、ソニーだから好き、ソニーなら何とかしてくれると考えている。

増田:そこでプロの要求に応えた最高の技術をハイエンドユーザーに展開したり、他の事業に提供することで、商品の広がりを得ることができる。水平的にも垂直的にもソニーの強みを活かす要に立ち、自由に動けるのもB to Bの部隊ならではだと感じます。それから自分の意志、つまり「何がやりたいのか」をロジカルに整理して提示できればスピーディに意思決定が進んでいくのもソニーらしいと感じています。

岡橋:B to Cに比べB to Bの組織ははるかにコンパクト。その分、一人ひとりに任される仕事の範囲が広く、自分の裁量が大きいのが魅力ですね。事実、デジタルシネマカメラのマーケティングと商品企画を兼務し、そのすべてを担当しているのは実質、私一人ですからね。

高橋:エンジニアも同じです。設計・開発から製造の立ち上げ、さらには販売促進……と、上流から下流まで自分の責任でビジネス全部をやりきる。ある意味、設計が主役といっても過言でありません。責任も重いが、やりがいも大きい。

越後谷:社内の至るところに優れた技術がごろごろ転がっていて、最先端の技術を組み合わせられる環境があることも魅力的。だからソニーにしか提供できないものが生まれる。
兼村:エンジニアは世界一のモノをつくる。企画は世界一の夢を描ける。B to Bには世界を変えるダイナミズムがある。また結果に対して直接お客様からその成否が得られる、そして最高のものを提供するビジネスなだけに会社の収益に大きく貢献できるという自負も持てる。そのベースには「世界一の商品をカタチにしてみせる」という志がある。これが、決して失ってはいけないスピリット。このスピリットに共感し、自分ならもっといい「世界一」をつくってみせる、という挑戦はいつでも大歓迎です。ぜひ、私たちと一緒に世界を変える商品をつくり出していきましょう。
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