障がいに関係なく、好奇心が刺激される仕事ができる

1年目からソニーの品質を守ることに貢献できた

私の業務は、オーディオ製品のソフトウェア設計開発で、その中でもオペレーティングシステムや周辺デバイスを制御するソフトウェアが担当領域です。仕様を元に設計を行い、テストをしながら機能を実装し、製品に組み込むというのが業務の流れです。入社してから、ICレコーダーやWALKMAN®、最近発売した商品では、快適に聞こえるようにとこだわった「首かけ集音器」にも関わりました。
私が入社1年目で任されていたのは工場のラインで使われるソフトウェアの開発です。これは、実装不良検査やチューニングなどに使われます。正確でスピーディーな検査が求められるもので、ソニーの高品質なものづくりを支えていると感じると同時に、責任も大きく緊張する仕事でもありました。

先輩のような高い技術力を持ったエンジニアを目指して

仕事をしていて難しいと思ったことは、求められる技術力が高い点です。ソフトウェアだけでなく、電気についての理解と品質への追求が求められます。ただ、逆にこの点が、仕事の面白いところでもあると思っています。
たとえば、ソフトウェアの問題と最初は思われていたところが、まれに基板に問題がある場合もあり、電気設計のエンジニアと連携し問題を解決していくこともあります。私はもともとアナログ電子回路やデジタル電子回路も勉強してきたので、学んだことを生かせる仕事が出来ていると感じています。
ただ、業務への理解が深まるとともに、業務内容の難しさも感じるようになりましたが、技術力の非常に高いソニーのエンジニアと共に仕事をするなかで、多くのことを学んでいます。私もいずれ、先輩のようなエンジニアになることを目指して日々の業務に取り組んでいます。

職場でも障がいについて意識することはありません

私は子どものころの病気で右半身にマヒが残っているため、普段は電動車いすを使っています。しかし、業務を行う上で障がいがあることによる困難は感じません。職場で障がい者だから、というような接し方をする人には会ったことがないです。会話はだいたいが設計の話について。特別な接し方をする人はいません。
職場では、電動車いすで移動しやすいように、席を通路のそばにしてもらうなど、過剰に意識をすることなく自然な配慮をしてくれていると思います。更なるサポートが必要なときは遠慮なく言うつもりでいますが、今のところその必要は感じておらず、自分自身でも障がいについて意識することは少ないです。私の両親の教育方針であったのだと思いますが、障がいがあるからと特別扱いをされた記憶はありません。これが今社会に出てみて、障がいに関係なくに活躍できる原点になっていると思います。
私の職場では、同僚・先輩が実際に手を動かしてものづくりをしています。私はものづくりが大好きなので、この環境が私の好奇心を刺激し続けていて、働く原動力になっています。

障がいに関わらず、高いレベルで業務ができる環境

ソニーに入社したきっかけは、このような社風を採用イベントやホームページ、面接を通して感じたことも一つですが、技術レベルが高く、努力によって活躍出来ると感じたこと。自由に自分の個性を発揮できそうだと思ったことが大きな理由です。
就職活動ではいろいろな会社を見ましたが、“障がい者枠”のような採用の時点での区別を感じ、ほかの方と同じ条件で働けるような印象が抱けなかったこともありました。
ソニーには、個性的で新しいことに対する探求心を持っている人が多いと思います。私は人と違う発想や意見が多いようで、友人から「かわっている」と言われることもあるのですが、それをほめ言葉のように感じる自分の性格に、ソニーは合っているのかもしれません。

とある1週間のスケジュール

ソフトウェア・信号/情報処理

※ 所属は取材当時のものです。

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