人と機器のかかわり方が多様化し、新しい姿が求められているユーザーインターフェース。仮想空間への没入や、生活空間そのものとの自然なインタラクションなど、新たな体験を創出する研究開発に取り組んでいます。

イマーシブインタラクション

VRやプロジェクションマッピングの体験を進化させ、非日常的なエンタテインメントの世界に没入する「イマーシブインタラクション」を創出します。視覚・聴覚・触覚すべてにわたるリアリティーのある感覚提示と、人の動きにリアルタイムに連動するインタラクティブ性を実現するために、広い面に描画できる2軸駆動型プロジェクタ(ムービングプロジェクタ)での超広画角表示、VPT(Virtualphones Technology)による3D音響、広帯域/高ダイナミックレンジアクチュエータを用いた触覚提示技術(ハプティクス)などを駆使しています。さらに、高速センシングシステムと動き予測技術を組み合わせ、どこでも簡単に利用できるモーショントラッキング技術を確立し、全身の動きに即座に反応する連動感を実現します。これらの技術は、ソニーの映画コンテンツなどと融合した新しいアミューズメント体験として世の中ですでに活用され始めており、今後はさらに進化した没入体験を目指します。

[イマーシブインタラクションの世界]

実世界指向インターフェース

操作していることを意識せずに目的を達成できる、自然で快適なインタラクションの実現を目指しています。開発例としては、自然なハンズフリー操作を実現する「視線インタラクション」や、人間の発話特性に基づく作法による「音声インタラクション」、テーブル面やテーブル上の物体に投影された映像を手や指で直接操作できる「3Dタッチ操作」などがあります。他にも、センサで検出したユーザーの体の動きが機器操作になる「モーションジェスチャ」や、無意識な行動も認識し機器の機能に反映する「行動認識インタラクション」の開発にも取り組んでいます。

[実世界指向インターフェースの開発例]

ヒューマンセンシング

ユーザーの状況を常時理解してさまざまな支援を行なうコンテキストアウェアシステムの実現を目指しています。ここで鍵となるのが、センサフュージョンによる高精度な認識と、あらゆる生活シーンで使える低消費電力化です。ソニー独自のセンシングプロセッサにDeep Learningを用いたアルゴリズムをコンパクトに実装し、小型軽量なウェアラブル機器でもこれらを実現します。また、安心・便利にコンテキストを利用するために、自然な操作でユーザーを特定できるバイオメトリクスによる認証技術の開発にも取り組んでいます。

[スポーツセンシングにおける例]
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