サイバーショット RXシリーズのメカ設計リーダーとして、商品価値を“カタチ”にし続ける

現在の仕事内容

ソニーならではの高画質・小型化技術を駆使し、コンパクトカメラでありながら大型イメージセンサーと大口径レンズの搭載を実現したRXシリーズ。現在、私はこのRXシリーズにおけるメカ設計のリーダーを務めています。カメラの外装となるグリップの形状や感触、操作ボタンのサイズや位置、ビューファインダーの動き、さらにはセンサーや回路基板といった内部のユニットの実装まで、”カタチ”になるものほぼ全てに関わるのがメカ設計。リーダーの私はその取りまとめ役として、企画から設計、試作、量産の立ち上げなど商品の開発にトータルに関わっています。

RXシリーズには、開発者のこだわりと技術が息づいています。たとえばRX100シリーズは、2012年のデビュー以来、ポケットや鞄に納まるコンパクトさを意識。モデルチェンジの度に性能や機能が格段に進歩しているにも関わらず、ボディのサイズは一切変更していません。商品コンセプトに対する一貫した姿勢がお客さまにも評価され、愛され続けています。

また「RX10 III」では、レンズ部分にコントロールリングを搭載。絞りやズームなど、多様な操作を素早く行えるようになりました。レンズで操作を行うにはボディが小さく、このサイズのカメラとしては大きなチャレンジでしたが、この機能も私の提案がもとになって実現したもの。このように商品に自分の“想い”を込められ、商品価値を生み出していけるのがリーダーの醍醐味です。

仕事にかける情熱~お客様が本当に欲しいと思えるカメラをつくる

入社以来、カムコーダーや電子双眼鏡、業務用ビデオカメラなどの製品開発に携わりながら、メカニカルエンジニアとしてキャリアを積んできました。リーダーを任されるようになった今、これまでの経験が大きなバックボーンになっていると実感しています。多様なパートからなるメカ設計を取りまとめるためには、設計の“勘どころ”を掴むことが重要です。理論に基づいた設計、シミュレーションや試作といった地道な作業の積み重ねを経験して、そのセンスを磨いてきました。たとえば高画素化による発熱の問題を経験していれば、ユニット配置の工夫をすることも可能ですし、ひいてはバッテリーの長時間使用にもつながる、と連想できます。

商品の企画や設計コンセプトを決める段階では、この“勘どころ”を活かすと同時に、「お客様にとって本当に必要な機能なのか?」を常に意識しています。たとえ自分とはタイプが異なるお客様をターゲットとした商品の場合でも、商品企画担当が目指すコンセプトやスペック要望を受け、できる限りお客様に寄り添った目線で、商品や技術を発想するように心がけています。

この職種を志望される皆さまへ

「果敢なチャレンジを後押しするチームワークが最大の魅力」

カメラのメカ設計の面白さは、全体が見渡せる、ほどよいスケール感で、チーム一丸となって作り上げていくこと。各機能を担当するメンバー一人ひとりのこだわりは非常に強く、チームの雰囲気も果敢なチャレンジを後押ししています。チーム全体で難度の高い目標を実現させようと、常に前向きに考えていることはもちろんですが、技術的にも納得した上でものづくりに取り組みたいという想いが共通しているのだと思います。この心地よいチームワークが、部署の大きな特徴ですね。

私独自の印象かもしれませんが、ソニーのエンジニアには“いい人”が多いんです。たとえば、設計の悩みを先輩に相談すると、自らの実体験や失敗談などを交えて、時間を惜しまず話してくれる人が何人もいます。私自身、新人時代にはこの風土が本当に心強く感じました。

メカ設計に携わって9年。これまで携わった製品への思い入れは強く、自宅でも飽きることなく眺めています(笑)。今後はメカニカルエンジニアとして技術を磨きながらも、商品企画やビジネスの面へも領域を広げ、ソニーらしいコンパクトカメラづくりに挑戦していきたいと思っています。

技術系職種

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※ 所属は取材当時のものです。

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