石田 明寛

石田 明寛
仕事内容
スマートフォン・スマートプロダクト/ソフトウェア設計
研究科・専攻
電子情報エネルギー工学

2001年入社

ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社 Product Business Group, Software, SW開発5部

まだ世にない新しい体験を生み出す
次世代型ウェアラブル端末の
ソフトウェア開発をリードする

現在の仕事内容

現在、Xperia Earの次世代機種のソフトウェア開発リーダーを担当しています。所属するSmart Product事業部では、Xperiaスマートフォンで培われた通信技術とノウハウを活かして、これまでにない新しいコミュニケーション体験を提案するスマートプロダクトの開発を行っております。2016年に発売されたXperia Earは、その成果の一つ。ヘッドセットを装着し、「アシスタント」のメッセージを耳で聞き、言葉で返信するハンズフリーなコミュニケーションスタイルは、これまでになかったものです。

現在開発を進めている次世代機種では両耳で外部の音を聞きながら情報が取り込めるようプロダクト形状を一新してオープンスタイルの耳かけ形状とし、会話中でも「アシスタント」から情報を得たり、音楽を聴きながら周りの人と会話ができるといった「拡張したリスニング体験」の実現を目指して開発を進めています。

このような新しい体験、先進の機能を実現するためには、プロダクトに搭載される組み込みソフトウェアばかりでなく、スマートフォンの中に入るホストアプリケーション、「アシスタント」機能を実現するサーバーとの緻密な連携が不可欠。これらソフトウェア開発の全体を統括するのが私の役割です。

仕事にかける情熱~新しい体験を具現化するための最前線に立つ

Xperia Earにおいて、頷くと電話に出られたり、音楽再生中に首を右に振ると次の曲に飛ぶなど、手や声を使わずに操作が可能な機能をソニーグループ内で開発したディープラーニングエンジンを用いて実現しています。

こういった特徴的な機能を実現するために、ハードウェア、機構開発、さらには研究開発などを行うグループ会社など、ソニーの広く厚い技術基盤や研究成果、ノウハウを思う存分に活用しています。プロジェクトメンバーと議論し、プロトタイピングやユーザーテストを重ね、その結果をソフトウェア開発にフィードバックしていく過程は、苦労も多いですが、出し合ったアイデアを取りまとめ、カタチにしていく最前線に立てるのが開発リーダーの醍醐味。それがまだ世にない提案型商品であればなおさらです。新機能をいかにソフトウェアで具現化していくかが、開発リーダーとしての腕の見せどころ。そこにあるのは、楽しくなる商品を生み出したいという想いです。

この職種を志望される皆さまへ

ソニーらしい“楽しさ”を生み出すソフトウェア開発

あくまでも私見ですが、ソニーは、社会に必ずしも必要なものばかりではなく、みんなが楽しくなるものもたくさんつくってきた会社だと思います。その“楽しさ”にソフトウェア開発は重要な役割を果たしてきました。自分自身も商品企画やデザイナーからの要望を一緒に議論して試行錯誤しながらプログラムとして実現するような経験を積み、ソフトウェアが生み出すことのできる価値を学んできました。

また、スマートプロダクトのような提案型商品では、販売の現場でお客さまに価値を伝えるため、販売サイドのメンバーとともにより価値が伝わるような店頭デモを検討、開発するなど、プロジェクト外のメンバーとも議論するような機会も多々あります。与えられた開発案件に向き合うだけでなく、幅広く興味を持ち、自分からおもしろがって動いていく素養が、ソニーのソフトウェア開発者には必要だと感じます。そうした意欲があれば、年齢に関係なくどんどん新しい仕事にチャレンジできる環境があります。今回の次世代機種の開発でも、組み込みソフトウェアを担当したのは入社2年目の若手社員だったりします。特にSmart Product事業部は少数精鋭でやっているので、チャンスも多いですね。

まだ世にない新しい世界や体験のための機能を、いかにソフトウェア開発で実現していくか——さまざまな商品を通して“楽しさ”を社会に提供してきたソニーには、ソフトウェア技術者の活躍の場がたくさんあるのです。

ソフトウェア・信号/情報処理

※ 所属は取材当時のものです。

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