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森田 由吾

森田 由吾
仕事内容
テレビ/ソフトウェア設計
研究科・専攻
制御システム工学科

2007年入社

ソニーホームエンタテインメント&サウンドプロダクツ株式会社
TV事業部 ソフトウェア設計部門

商品戦略に直結する重責を担う。それがアーキテクトのミッション。

現在の仕事内容

液晶テレビに共通プラットフォームとして搭載される、ソフトウェア開発に携わっています。その中で私が担う役割は、テレビのコア機能となる放送や録画、さらに将来の機能拡張も想定してソフトウェア全体の設計や方針を策定するアーキテクト。ソフトウェア開発でも最上流を担うポジションです。

テレビは、さまざまな放送規格や放送事業者のサービス運用規定、各国の法規制などが密接に関わる商品です。そのため、外部機関やパートナー企業との連携が不可欠です。例えば、4K・8Kの実用放送に向けたロードマップへの対応など、複雑かつさまざまな制約や対応時期を国ごとにクリアする必要があります。

ソフトウェア設計には、機能・非機能の2つの要件があります。機能要件とは、テレビの機能を実現するための基本となる要件。一方、非機能要件には、お客さまにとっての使いやすさや、今後のサービスや仕様変更に対する変更のしやすさなど多様なファクターがあります。ファクター同士は相反することも多く、そのバランスを整えソフトウェア全体をいかに最適化するのか。ここが、ソフトウェア開発の鍵となります。制約と機能要件を満たした上で、非機能要件のトレードオフを克服し、全体の最適化にチャレンジするのがアーキテクトの最大のミッションです。打ち出した設計方針がそのまま各コンポーネントの開発に反映されていくため、開発全体を左右する重要な役割と言えます。

仕事にかける情熱~アウトプットが商品戦略に直結する

ものづくりでは、設計の上流に行けば行くほど発想の自由度が高まり、商品全体に及ぼすインパクトも大きくなります。ソフトウェア開発も同様で、そこにアーキテクトの醍醐味があると感じています。

例えば、テレビ開発は今後を見据えた設計が求められます。ソニーでは、2015年にテレビのソフトウェアプラットフォームをオープンな環境へと一新し、「Android TV™」を採用しました。リモコンを通じてテレビに話しかけるだけで音声検索が出来たり、テレビ画面でネット動画が見られるなど、テレビの可能性は大きく広がりつつあります。現在、テレビのコア機能は放送や録画ですが、ネット配信とスマートフォンの登場により映像コンテンツは多様化しています。テレビの視聴スタイルが変化する中、今後は放送と通信の視聴体験の融合や、スマートフォンとの連携強化を見据えなければなりません。

こうした将来の機能進化を予測してどこまで設計に織り込んでおけるか、将来のテレビの姿が想像できないと、見込むことすらできません。アーキテクトの仕事は、まさに将来の選択肢を決めていくようなもの。自由度がある反面、アウトプットが商品戦略にも直結するため、責任は重大です。

この職種を志望される皆さまへ

アーキテクトの可能性は無限に広がっている

短期的な達成が困難な技術課題に対して、アーキテクトは開発ロードマップを描き、社内外の担当者を巻き込みながら開発をリードしていきます。そのためには、ソフトウェアを中心とした技術的な深い知見はもちろん、ビジネス感覚とリーダーシップのいずれも不可欠です。私も入社後、デジタルカメラに搭載するミドルウェアの開発などを経験し、5年目にカメラアプリケーションダウンロードサービスのプロジェクトに参加。アーキテクチャ設計に携わりながら、10年間ソフトウェア技術者としてキャリアを積み上げてきました。

アーキテクトの仕事は、ソフトウェアの比重が高まるソニーの中で、ますます重要なポジションになっています。私自身、近い将来、ソフトウェアの力でソニーのものづくりに新たな変革をもたらしてみたいと思っています。アーキテクトをベースに今後さらに上流をめざしていくと、ソフトウェアに軸足を置きながらも商品開発や事業開発そのものに携わるようなキャリアも展望できます。ソニーでは、アーキテクトの可能性は無限に広がっているのです。

ソフトウェア・信号/情報処理

※ 所属は取材当時のものです。

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