SONY

メニュー
サイト内検索ボタン

サイト内検索エリアを開く

成澤 一茂

成澤 一茂
仕事内容
オーディオ/調達
研究科・専攻
理工学研究科 応用科学

2008年入社

ソニーホームエンタテインメント&サウンドプロダクツ株式会社
調達部

製品の心臓部となるキーデバイスを担うやりがい。

現在の仕事内容

オーディオ・ビデオ製品に搭載する半導体デバイスの試作購買を担当しています。調達の仕事は、大きく試作購買と量産購買に分かれます。前者は、商品開発の段階から複数の部品メーカーと交渉を進めて、パートナーとなる仕入先を決定する業務。また、後者は、実際の製造に応じて仕入れる部品の数量や納期などを、そのパートナー企業と交渉するのが主な仕事となります。私が担当するのは、半導体デバイスの中でもキーデバイスとなるSoC (System-on-a-Chip) など製品の心臓部ともいえるデバイス。製品の性能を左右するだけに大きな責任を担っていると言えます。

オーディオ・ビデオ製品は、商品企画と設計にそれぞれ約1年という開発期間を要します。私が担当する半導体デバイスは、カスタム部品ということもあって、そのさらに上流の商品構想の段階から試作購買の検討に入ります。そのため、オーディオ・ビデオ事業としての商品戦略、将来の技術やニーズの変化、さらには半導体に関わる技術の進展や業界の動向など、技術部門と密接に連携しながらさまざまなファクターを検討して、量産のための生産計画を立てます。SoCはカスタム部品のため、製品のリードタイムが長くなり、急ぎの部品確保が難しい製品。品質、コストに加えて、「安定」的な調達で機会損失を防ぐ、最適なオペレーションが求められる仕事です。

仕事にかける情熱~世界を代表する半導体メーカーと切磋琢磨する

SoCは数ある部品の中でもっとも高価なので、購買の仕方ひとつで利益に大きく影響します。仕入れのパートナーとなる半導体メーカーは、米国や台湾など世界を代表する企業。世界トップレベルのビジネススキルを持つ彼らとの交渉では、ハードネゴシエーションが要求されます。私は現在、百億円規模の購買を任されていますが、たとえば購買コストを1%削減できれば、億単位の利益を生み出せるわけですから、交渉にも力が入ります。このビジネススケールの大きさが一番の醍醐味です。

また、試作購買では、技術とビジネスの両面において常に最新の知見が求められますが、それもこの仕事の魅力です。製品に関する技術的な知識では、深さばかりでなく広さも必要です。たとえば、最近、オーディオ・ビデオ製品に搭載する半導体デバイスでは、コストダウンを図るため、1つのデバイスを多様な製品で活用するプラットフォーム化を進めています。技術的、コスト的に見て、機能をどこまで共通化するのが最適なのか? それを見極められる知識が要求されるわけです。製造に関する知識についても、進化の早い部品だけに常に最新の現場理解が求められます。なので、機会あるごとに部品メーカーの工場やオフィスに足を運ぶようにしていますが、先日訪れた中国の工場では、想像以上に自動化技術が進んでいて驚きました。工場を見学し、経営者と直接話をして、パートナー企業のリアルな現場をつかむことも、試作購買の担当者にとって非常に大切なことだと感じています。

この職種を志望される皆さまへ

「理系のバックグラウンドを活かして、グローバルビジネスに挑戦できる」

学生時代の専攻は応用化学。大学院に進み、将来は化学メーカーで開発などの仕事に取り組むつもりでした。ところが、大学院時代に何人かの海外留学生と出会い、彼らのアグレッシブな考えに触れて意識が変わりました。理系のバックグラウンドを活かしながら、私自身、世界の人々と仕事をしてみたい。そんな想いがどんどん膨らんできたのです。それがグローバル企業であるソニーを志望した動機です。

ソニーでは、意欲と行動力さえあれば、若いうちから責任のある大きな仕事を任されます。私自身も入社してから3年間、メカ部品の試作購買を担当した後、マレーシアに4年間駐在し、現地の製造拠点で試作と量産の双方の購買という経験を積んできました。いま担当する半導体業界はM&Aが活発で変化も激しいのですが、その分、刺激的な世界の半導体マーケットの真っ只中にいる手応えもあります。グローバルなフィールド、技術的な知見や交渉力を高められる仕事、まさに入社前に思い描いていたとおりの仕事に巡り会ったと実感しています。

品質・環境・調達

※ 所属は取材当時のものです。

このページの先頭へ