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須崎 裕典

須崎 裕典
仕事内容
ロボットのセンサー設計および製造CS設備設計
研究科・専攻
生命理工学専攻

2007年入社

ソニー株式会社 AIロボティクスビジネスグループ
SR事業室 商品設計課

aibo™を超えるような、新しいライフスタイル創造の製品を生み出す。
それはソニーだからこそ挑戦できる夢。

現在の仕事内容

ロボットのセンサー設計、製造CS設備設計にワーキンググループのリーダーとして携わっています。現在発売されている自律型エンタテインメントロボットaibo™にも、その立ち上げから現在に至るまで関わっています。
センサー設計とは、ロボットが人の有無や対象物までの距離、周辺環境の明るさなどを検知するための入力部分を、1次元、2次元などのセンサーを用途によって使い分けながら設計することです。自ら理解し行動するロボットにとって、周囲の状況を正確に把握することはまさに生命線。例えばaibo™であれば、カメラによる視覚情報やToF(Time of Flight)センサーによるDepth情報、人に触れられるタッチ感覚など、さまざまな情報を感知するセンサーを子犬のようなサイズの中に凝縮しています。
また製造CS設備の設計では、製造ラインの設計と、お客さまの声を製品に反映させるCS(カスタマーサービス)設備ラインの設計業務も担っています。両ラインのメンバーと設計目線で治具やフローを検討し、量産と出荷後の修理のラインに必要なハードウェアを設計しています。
自分で設計したものだからこそ、どう製造すれば効率的なのかもわかっています。この両業務に同時に携われることで、ロボット設計のより深い知見が培われていると感じています。

仕事にかける情熱〜世にない製品を創り、育てる責任を担う手応えとやりがい

センサー設計で重要なのは、どのような環境下であってもロバストな測定を可能にすることです。例えば段差や壁などがあっても、落下や衝突せずに回避する動きが求められます。種類の異なる複数のセンサーを、センサーフュージョン(融合技術)によって組み合わせ、個々のセンサーの欠陥を補正し正確な位置と姿勢を算出。総合的に行動を判断させて自らの姿勢を制御させるのですが、これが難しい。今取り組んでいる最もホットなテーマです。
製造カスタマーサポート設備にも、aibo™では新しい製品からくる困難がありました。例えば、「正しく組み立てる」「正しく歩ける」など「正しさ」を担保する基準データを一からつくりだす必要があったのです。適合データを全て定義し、膨大な測定を繰り返す必要がありました。また、出荷後のお客さまのフィードバックや不具合の調整で予想外の症例や声が届いた場合も、基準データを見直すなどして完成度を高めていきました。
aibo™などまだ世にないロボット製品の開発では、ときに「そもそも歩行とは何か」といった哲学的な思索も交えながら、ソフト・ハードのあらゆる部署と連携を図り、設計・製造・メンテナンスに取り組みます。設計・製造を担う私は、世になかった製品を生み出し、育てていくことに責任を持つ立場であり、このポジションに大いなる手応えとやりがいを感じています。

この職種を志望される皆さまへ

予定調和ではない議論の中から、妥協のない意見やアイデアを生み出せる風土

「お客さまのライフスタイルを変える商品・サービスを提供する」。これはソニーがめざす一つの姿ですが、実は就職活動の際に、会社説明会でこのビジョンを知り、全世界のお客さまが喜ぶものづくりに携わりたいと考えたことが私の入社動機でした。入社後、デジタルイメージング事業部に配属され、ここで設計の基礎、開発部隊の動かし方などを学びました。また現在と同様に製造設備の設計も担当し、海外での生産ラインや事業所の立ち上げなどグローバル展開の経験も積みました。製品開発から製造までの一貫した視点を養ったこの10年間が、現在のロボット開発の仕事に繋がっています。
ロボット開発には、探求者のような研究者からユニークな発想のエンジニアまで、多彩な人材との接点が生まれます。そこに上下の垣根はなく、入社1年目の新人でもどんどん意見を述べ、いい意味で予定調和的ではない議論の中から、妥協のない意見やアイデアが生まれます。これは大切なことです。この風土こそ、ソニーをソニーたらしめていると私は感じています。
そうしたソニーらしさが結集して生み出されたaibo™は、世の中を驚かせ多くのファンを獲得しました。しかし、私はもっとユニークな製品が生み出せると信じています。これまでのキャリアや人脈を活かして、aibo™を超えるような新しいライフスタイルを創造する製品開発に携わり、多くのお客さまに喜んでもらうこと。それが私の夢です。
多忙な日々ですが、今度第二子が生まれるのを機会に育児休暇を取ります。多様なニーズに対する働き方の仕組みがソニーにはあります。こうしたリフレッシュの機会も活かしながら、夢に挑戦していける環境がソニーには揃っているのです。

電気

※ 所属は取材当時のものです。

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