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山口 隆盛
仕事内容
システムアーキテクチャ・プロセッサ/研究開発
研究科・専攻
工学部 応用物理学科

2003年入社

ソニー株式会社
R&Dプラットフォーム システム研究開発本部 システム技術開発部門 ベースシステム開発部

未来のライフスタイル創造の鍵を握る、次世代システムソフトウェア開発。

現在の仕事内容

近い将来、生活のさまざまなシーンでの活躍が期待される技術としてあげられる、ロボティクスとAI。私は現在、これらの技術を活用していくための次世代システムソフトウェアの研究開発に取り組んでいます。周囲の環境をセンシングして、それらの情報を判断し、どう動かすかを決めて行動する——ロボットは、画像認識など多様な最先端技術の集合体なのですが、動かすにはこれらの技術を取りまとめるシステムソフトウェアが欠かせません。人の身体に例えるならば、「脳をどのように形づくっていくか」。それが私たちの進めている開発テーマです。

プロジェクトメンバーは少数精鋭。「環境認識」「環境地図生成」「行動計画」「メカ制御」「ハードウェア設計」など、それぞれを担当するメンバーで構成されています。その中で私は、センシングした情報をもとにロボットの動きを考える「行動計画」を担当。さらに、全体を取りまとめて形に仕上げていく「現場監督」的な役割も担っています。

現在はプロトタイプとなるロボットの製作を進めており、その成果をソニーの製品に導入していくことが目標です。私たちが開発しているソフトウェアは、言うならばOS(オペレーティング・システム)。つまり、斬新な商品、多様な製品のプラットフォームへと発展する可能性を秘めたソフトウェアなのです。

仕事にかける情熱~独自の先端技術でインタラクションを実現する

ロボット開発の面白さであり難しさは、現実社会とのインタラクション(相互関係)にあると言えます。私は、入社以来ずっとソフトウェアの研究開発に取り組み、これまでテレビやゲーム機、レコーダー、画像認識デバイスなどさまざまな製品の開発に携わってきました。これらの製品の場合、ソフトウェアが制御するのはあらかじめ想定した動作です。ところがロボットでは、センシングの最中にカメラがブレたり、駆動するタイヤがスリップしたり、想定した動きとの誤差が生まれます。私たち人間はこの誤差を自然に補正して行動していますが、ロボットの開発にも、この誤差に、どのように対応するか考える必要があります。現在私たちの研究は「想定外の状況を認識し、覚えた範囲で自由に動き回る」というところまできており、手応えを感じています。

こうしたアクションを可能にするのも、画像認識やAIのDeep Learningなど、ロボット開発の鍵を握る独自の先端技術をソニーが持っているから。社内の研究者と連携して、これら最先端のノウハウを柔軟かつスピーディーに応用できることが私たちの強みになっています。

ソフトウェア開発のトレンドはオープン化です。私たちも、オープンソースを積極的に活用して開発の効率化とスピードアップを図っています。しかし、その一方でアルゴリズムの精度、ロバスト性の担保、組み合わせの自由度など、品質に関わる部分は徹底して突き詰めています。ロボット開発というと一見華やかですが、このような地道な取り組みこそが、欠かすことのできない大事なプロセスなのです。

この職種を志望される皆さまへ

「困難な開発でも壁を破り、商品化してしまう底力がソニーにはある」

ソニーの事業領域は生活のさまざまなシーンに広がっています。現在私が担当しているソフトウェア開発の成果も、将来生活に身近なソニーブランドの製品として実現されることが期待できます。ソニーにしかないさまざまな独自の技術に触れながら、ライフスタイルの未来を創造していけるのが、この開発に携わる大きな魅力だと感じています。

また、ソニーには、たとえどんな困難な開発であってもひるむことなく、チームが一つになってその壁を打ち破り商品化していこうというマインドがあります。私たちのプロジェクトもまさにそう。立ち上げ当初は、どんなロボットをいかなる技術で追究するのか暗中模索の状態からのスタートでしたが、メンバーと議論を重ね、挑戦と挫折を繰り返しながら前進してきました。最後にはソニーらしい独自の成果を生み出してしまうところにもソニーの底力を感じます。新しい領域に、次世代のシステムソフトウェア開発で挑みたいと考えているなら、ソニーほど面白いところはないのではないか、そう実感しています。

ソフトウェア・信号/情報処理

※ 所属は取材当時のものです。

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