報道資料
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2004年9月13日
ソニー株式会社は、HD 1080/24P シネアルタ・カムコーダー『Panavised F900』において、米国パナビジョン社と共に、テレビ芸術科学アカデミー(The Academy of Television Arts & Sciences: ATAS)より2004年のエミー賞®を受賞しました。授賞式は、米国ロサンジェルスにて、現地時間の2004年9月12日夜に開催されました。
テレビ芸術科学アカデミーは、今回の授賞理由を以下のように述べています。
ソニーは今後も革新的な技術開発により、HD(High Definition)を核とする高品位な制作機器・システムを製品化、放送制作や映画をはじめとするコンテンツ産業の発展に貢献してまいります。
エミー賞®は、1948年「米国テレビ芸術アカデミー(The National Academy of Television Arts and Sciences: NATAS)」によって設立されたもので、テレビ技術や科学技術の発展に寄与し、貢献の高かった企業・団体や個人に対して授与される放送業界でもっとも権威のある賞です。1)放送業界における技術開発に対して、2)テレビ局に対して、3)俳優・番組・プロデューサーに対して、4)米国以外の優秀なテレビ番組に対して、の4種類の賞があります。
1973年 | ・トリニトロン カラーテレビ開発 |
1976年 | ・3/4インチ UマチックVTRの開発 |
1979年 | ・放送業務用 タイプCフォーマット1インチVTR開発 |
1982年 | ・盛田昭夫の「技術開発にとどまらない、国際交流、国際協力における多大な貢献」に対し「特別貢献賞」 |
1984年 | ・静止画の記録/再生が可能な放送業務用タイプCフォーマット1インチVTR「BVH-2500」の開発・商品化 |
1985年 | ・高速度記録ビデオシステム"スーパーモーション・ビデオ・システム"の開発 |
1986年 | ・ベータカムVTRフォーマット開発・商品化 ・ベータマックスの商品化によるタイムシフトへの貢献 ・オフライン編集システムの開発(*1) |
1988年 | ・D-1フォーマット4:2:2デジタルコンポーネントVTRの開発及び実用化(*2) |
1989年 | ・D-2フォーマットデジタルコンポジットVTRの開発及び実用化 |
1989年 | ・静止画転送技術の報道への貢献 ・自動カセット管理システムの番組送出の自動化への貢献 ・メタルテープ技術 |
1991年 | ・森園正彦の放送業界への貢献 ・CCD(電荷結合素子)技術 ・CDのデジタルオーディオ技術 |
1993年 | ・シリアル・デジタル・インターフェースの実用化 |
1994年 | ・CCDのオン・チップ・レンズ技術の開発 |
1995年 | ・デジタルベータカムVTRフォーマット開発・商品化 |
1998年 | ・HD(High Definition)テレシネシステムの開発および実用化(*3) |
1999年 | ・デジタルHDスタジオVTR・HDW-500の開発および実用化(*1) ・チャールズ・スタインバーグの放送業界への貢献 (The Charles F. Jenkins Lifetime Achievement Award Emmy)(*1) ・DVD技術の開発 |
2001年 | ・平面FDトリニトロン管の技術開発および実用化 ・ HD 1080/24P システムの技術開発および実用化 ・ 民生用カムコーダーの技術開発および実用化 |
2004年 | ・HD 1080/24P カムコーダー『Panavised F900』の技術開発および商品化(*1) |