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2004年11月16日

赤色レーザと青紫色レーザに対応した2波長レーザカプラを共同開発

〜 DVD/青紫色レーザを用いた光ディスク製品の小型軽量化を実現へ 〜

日亜化学工業株式会社
ソニー株式会社

 日亜化学工業株式会社(以下、日亜化学)とソニー株式会社(同、ソニー)は、DVD再生用赤色レーザと青紫色レーザ光ディスク再生用青紫色レーザに対応した2波長レーザカプラを共同開発、今後、更なる研究開発を進め、2005年度末を目処に量産体制を構築します。

  • 660ナノメートルと405ナノメートルに対応した2波長レーザカプラ(原理試作品)
    660ナノメートルと405ナノメートルに対応した
    2波長レーザカプラ(原理試作品)
 日亜化学とソニーは、2002年6月より光ディスク記録再生用青紫色レーザダイオードに関する共同開発を進めています。2004年4月には、同領域における特許クロスライセンス契約も締結、両社が保有する優れた特許技術を相互に利用しあうことで、より優れた青紫色レーザダイオードの開発を目指しています。
 今回開発した2波長レーザカプラ(試作品)は、DVD再生用赤色(波長660ナノメートル)と青紫色レーザ光ディスク再生用青紫色(波長405ナノメートル)の2つの半導体レーザダイオードと、それぞれに対応した受光素子、受発光用光学部品を一体化した集積素子です。これまでのDVD/ 青紫色レーザ光ディスクシステムでは、二つの波長に対応したレーザダイオードや受光素子などがそれぞれ独立して搭載されていました。今回開発した2波長レーザカプラを採用することで、両機能を1つの集積素子に集約、光ディスクシステムにおける光学ヘッドの簡素化、小型化、高信頼性化を実現することができます。
 両社は、同レーザカプラを市場に供給することにより、青紫色レーザダイオードを含めた製品ラインナップの充実をはかると共に、拡大する市場に対応すべく安定した供給体制の構築を目指します。

日亜化学工業株式会社
第二部門 開発本部長 常務取締役 四宮 源市のコメント

日亜化学では、GaN系レーザ分野において、開発先駆者として業界をリードした開発を行い、市場に製品を供給してきました。共同開発中の2波長レーザカプラにより、次世代光ストレージ分野への安定した供給体制の構築を目指します。

ソニー株式会社
マイクロシステムズネットワークカンパニー デバイスソリューションズカンパニー プレジデント 熊谷 修のコメント

ソニーでは、モノリシックの2波長レーザダイオードの量産実績に基づき、(2003年5月発表)青紫レーザダイオードをハイブリッド化した3波長レーザダイオード、並びに光ヘッドの開発も行っています。(2004年5月発表) さらに、ブルーレイディスクに対応した基幹デバイスの外販などを行うことにより、ブルーレイディスク規格を積極的にサポートしています。
また、今回の2波長対応のレーザカプラの開発により、製品化を容易にするとともに、製品の小型化を実現、小型軽量なBDプレーヤーなどの新しいアプリケーションの開発を可能にします。

【図1: 単波長光ピックアップの主要部品と今回の2波長レーザカプラの比較】
【図2:今回試作したレーザカプラの構造】
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